お金分野の入門にはこの本 両学長『お金の大学』【わかりやすい】
「税金ってどんな種類があって自分はどれを払えばいいの?節税ってどんな方法があって自分はどれを使えるの?保険ってどんな種類があってどれに入っておけばいいの?」
お金にまつわるこのような基礎的な疑問に答えられる人は多くないと思 ...
経済学の邪道(?)にはここから入門『奇跡の経済教室』
ここ十数年、経済学への風当たりが日増しに強くなっています。
主流派経済学が現実をうまく説明できず、効果的な対策も打てていないからですね(とくに日本では)。
2008年の金融危機以降は、主流派の大物経済学者による ...
FF14が暁月のフィナーレでRPG史に残る神ゲーになった件【感想】
2010年にリリースされるも出来が悪すぎて作り直しとなり、2013年に新生FF14として復活したFF14。
そこから2年毎にストーリーを拡張し、蒼天のイシュガルド、紅蓮のリベレーター、漆黒のヴィランズと作を重ねるごとに評価 ...
すべてはチョーサーとマロリーから始まった【英文学の歴史】
吉田健一といえば20世紀の日本を代表する文芸批評家のひとり。ちなみに健一の父は第45代内閣総理大臣の吉田茂。
その吉田健一のデビュー作が『英国の文学』(岩波文庫)でした。
14世紀のチョーサーから20世紀初頭ま ...
リベラリズムとリベラルと自由主義って何が違う?【解説】
「リベラリズムという言葉をよく耳にするけれども、漠然としたイメージしか湧かず、その言葉のしっかりした意味は実はよくわからない…」
という人は僕だけではないはず。
そういう人がこれを読むと、リベラリズムの理解がだ ...
日本史の独学におすすめの本4選【参考書から通史まで】
「日本人なんだし日本の歴史ぐらいは熟知しておきたいな。でも考えてみれば日本史ぜんぜん知らないや。受験は世界史だったし、中学で習った歴史なんてぜんぶ忘れたし」
こういう人は少なくないと思います。実は僕のことなんですけどね。
デュルケムの宗教社会学をざっくり解説【宗教生活の原初形態】
エミール・デュルケムは19世紀フランスの社会学者。
社会学という学問を成立させた創始者のひとりであり、ドイツのマックス・ウェーバーとならび理論社会学の二枚看板と呼ばれることもあります。
ウェーバーが個人の内面活 ...
宗教学のおすすめ本はこれ【入門書から古典的名著まで11冊】
宗教学という学問があります。
宗教そのものとは違い、宗教の内部にとどまる神学とも違う。あくまでも近代の科学的アプローチで宗教を研究するいとなみが宗教学です。
宗教そのものの代わりにはなりませんが、宗教への理解を ...
テイルズ オブ アライズがここ10年でトップクラスのJRPGだった件
テイルズシリーズといえば、アニメチックなキャラゲー要素とハイクオリティな戦闘システムを2大要素として人気を博してきたRPG。
そのテイルズ、新作アライズでかつてない進化を遂げています。
イベント演出の技巧こそ前 ...
市民社会とは何か?【アリストテレスからヘーゲル、ハーバーマスへ】
「市民社会という概念についてわかりやすく説明してください」
こう問われて答えられる人はほぼいないはずです(私には無理)。それが無理難題になるほどの複雑な歴史と、奥深い意味合いをこの概念は秘めているからです。
こ ...