左派と右派の由来はフランス革命『右翼と左翼』【要約】
政治のジャンルでよく耳にする「右翼」とか「左翼」とかの言葉。
簡単にいえば社会の改良や進歩を目指すのが左翼、それに待ったをかけるのが右翼ということになります。
でもなんで左とか右とかのイメージしづらい言葉で表現 ...
日本史の独学におすすめの本4選【参考書から通史まで】
「日本人なんだし日本の歴史ぐらいは熟知しておきたいな。でも考えてみれば日本史ぜんぜん知らないや。受験は世界史だったし、中学で習った歴史なんてぜんぶ忘れたし」
こういう人は少なくないと思います。実は僕のことなんですけどね。
『市民社会とは何か』アリストテレスからヘーゲル、ハーバーマスへ
「市民社会という概念についてわかりやすく説明してください」
こう問われて答えられる人はほぼいないはずです(私には無理)。これが無理難題になるほどの複雑な歴史と、奥深い意味合いをこの概念は秘めているからです。
こ ...
アリストテレスから中世哲学へ『中世の覚醒』【要約】
西ヨーロッパ史上最大の知的革命はなにか?ニュートン物理学か、それともダーウィンの進化論か。
いやむしろアリストテレスの再発見がそれだ。こう述べるのは『中世の覚醒 アリストテレス再発見から知の革命へ』の著者、リチャード・ルー ...
講談社学術文庫ならこれを読んでおけ【おすすめ9冊】
講談社学術文庫といえば岩波文庫、ちくま学芸文庫と並ぶ3大学術系文庫のひとつ(僕が勝手にそう呼んでいるだけですが)。良書がわんさかあります。
どれを読むべきか?以下、僕が読んだことのある良書のなかから、特におすすめの10冊を ...
世界史の独学におすすめの本はこの8冊【参考書から歴史小説まで】
「なんか急に世界史の勉強がしたくなってきたんだけど、わかりやすい本とかってある?かといって質の低いのは嫌なんだけど…」
このページでは以上のような問いかけにお答えしたいと思います。
実は僕も大人になってからにわ ...
なぜ憲法9条は日本に定着したのか 柄谷行人『憲法の無意識』【要約】
柄谷行人の『憲法の無意識』(岩波新書)を読みました。
憲法9条は外部から強制的に与えられた、だからこそそれは日本人の精神の深くに定着したのだ。
このような逆説的な事態を、フロイトの精神分析理論を援用して解説した ...
ちくま学芸文庫ならこれを読んでおけ【おすすめ名作12冊】
ちくま学芸文庫といえば、哲学から社会科学、はては数学や自然科学にいたるまで様々な名作を文庫化してくれる、仏のようなシリーズ。
現代に近い作品ラインアップでは、岩波文庫を質量ともに大きく凌駕しているといっても過言ではないでし ...
岩波文庫ならこれを読んでおけ【おすすめの名作11冊】
今ではそこらじゅうで見かける文庫という形態。
これを日本で最初に実現したのが岩波文庫です。ちなみにモデルはドイツのレクラム文庫。
背表紙の色によって次のように種類がわかれています。
・青 哲学などの ...
平凡社ライブラリーならこれを読んでおけ【おすすめ10冊】
文庫なのか新書なのかわからない微妙なサイズ。ラインナップはややマニアックながらも非常に充実。
それが平凡社ライブラリー。
2014年あたりから紙質が変わり、本の重量が軽くなりました。以前はずっしりと重かったので ...