左派と右派の由来はフランス革命『右翼と左翼』【要約】
政治のジャンルでよく耳にする「右翼」とか「左翼」とかの言葉。
簡単にいえば社会の改良や進歩を目指すのが左翼、それに待ったをかけるのが右翼ということになります。
でもなんで左とか右とかのイメージしづらい言葉で表現 ...
日本史の独学におすすめの本4選【参考書から通史まで】
「日本人なんだし日本の歴史ぐらいは熟知しておきたいな。でも考えてみれば日本史ぜんぜん知らないや。受験は世界史だったし、中学で習った歴史なんてぜんぶ忘れたし」
こういう人は少なくないと思います。実は僕のことなんですけどね。
世界史の独学におすすめの本はこの8冊【参考書から歴史小説まで】
「なんか急に世界史の勉強がしたくなってきたんだけど、わかりやすい本とかってある?かといって質の低いのは嫌なんだけど…」
このページでは以上のような問いかけにお答えしたいと思います。
実は僕も大人になってからにわ ...
国家ナショナリズムと宗教『維新の夢』【書評】
『逝きし世の面影』で有名な歴史家、渡辺京二。
彼の論考を集めたコレクションがちくま学芸文庫から出ていて、その一巻目がこの『維新の夢』です。
明治維新期から戦前昭和までの日本に関する文章がまとまっています。7~8 ...
移り変わる覇権国家『世界システム論講義』【書評】
川北稔の『世界システム論講義 ヨーロッパと近代世界』(ちくま学芸文庫)を再読しました。
ウォーラーステインの世界システム理論を用いて近代以降の世界史を振り返る本。
目からウロコの体験をもたらしてくれる良書であり ...
『聖書時代史 新約篇』ローマ帝国とキリスト教【書評】
キリスト教そして新約聖書は、どのような時代背景のもとに成立していったのか?
実証的な見地からこれを解説してくれる良書が佐藤研の『聖書時代史 新約篇』(岩波現代文庫)です。
姉妹編の旧約篇(あっちの著者は山我哲雄 ...
『ローマ人の物語 キリストの勝利』なぜ異教は敗れたか【書評】
ローマ人の歴史を描いた本といえば、塩野七生による「ローマ人の物語」シリーズが有名です。
新潮文庫で全40巻という膨大なシリーズ。といっても一巻あたりのボリュームは200ページ前後と少なく、なぜここまで分割する必要があったの ...
なぜ聖書は正典になれたのか『旧約聖書の誕生』【書評】
旧約聖書の文章はどのような歴史的状況のなかで生まれたのか?そしてそれはどのような思想的課題を解決しようとしていたのか?
それを解説した本が『旧約聖書の誕生』(ちくま学芸文庫)です。
リンク最近なぜか旧約聖書にハ ...
『聖書時代史 旧約編』旧約聖書の背後にある本当の歴史【書評】
旧約聖書に書かれているユダヤ人の歴史はどこまで本当なのか?
このような疑問に答えてくれる本がこの『聖書時代史 旧約編』(岩波現代文庫)です。
歴史学や考古学が明らかにした最新の発見をもとに、旧約聖書の背後にある ...
『それでも日本人は戦争を選んだ』の続編 加藤陽子『戦争まで』
加藤陽子の『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)を読みました。
ベストセラーにもなった『それでも日本人は戦争を選んだ』(新潮文庫)の続編です。
こっちのほうが話が専門的でおもしろいですね。