ハイデガー『シェリング講義』汎神論と自由の両立
19世紀ドイツの天才哲学者シェリング。
ヘーゲルやヘルダーリンと学友だった彼は、ドイツ観念論の代表者であるばかりか、実存主義の隠れた震源とも言われます。
若きキルケゴールはシェリングの講義に出席していました。
なぜ英語学習者は英字新聞にこだわるのか【洋書のほうがいいですよ】
英語のリーディング修行=英字新聞の購読みたいな伝統ありますよね。あれってなんなのでしょうか?悪しき伝統だと僕は思っています。
なぜ英字新聞を購読するのがダメなのか?その理由は以下の2点に集約されます。
・つまら ...
聖書の背後にある本当の歴史『聖書時代史』
旧約聖書に書かれているユダヤ人の歴史はどこまで本当なのか?
このような疑問に答えてくれる本が『聖書時代史 旧約編』(岩波現代文庫)です。
歴史学や考古学が明らかにした最新の発見をもとに、旧約聖書の背後にある真の ...
スピリチュアル本はこれを読んでおけ【おすすめ名著17冊】
特定の宗教の信徒でなくても、心の安定や精神の成長を求めて宗教書を読むひとは多いと思います。
僕自身そういう人間のひとりで、宗教やスピリチュアル、あるいは精神医学など、精神に安定とやすらぎをもたらしてくれる良書をつねになにか ...
【ボダラン3】初心者がモズを使うべきでない理由【キャラ選択】
RPGとFPSさらにはモンハンのような協力マルチプレイを融合させたボーダーランズシリース。
神ゲーの2は世界で1,000万本を超える売り上げを誇ります。
シリーズの最新作が2019年の9月に発売されました。
『聖書の読み方』なぜ聖書はあんなに読みにくいのか【書評】
大貫隆の『聖書の読み方』(岩波新書)を読みました。
聖書がいかに読みづらい書物であるかを、これでもかと解説した本です。
そしてその事実を踏まえた上で、著者なりの聖書の読み方を読者にアドバイスしていく、という構成 ...
グノーシス主義入門にはこれ 大貫隆『グノーシスの神話』
大貫隆の『グノーシスの神話』(講談社学術文庫)を読みました。
ナグ・ハマディ文書やマンダ教、マニ教の文献を多数引用し、読者にグノーシスの全体像を与えんとする本です。
とにかく引用の多い本。全体の4分の1ぐらいが ...
なぜグーグル検索は劣化したのか【たぶん理由はこの2つ】
最近、グーグルで検索した結果うんざりする気分になることが増えました。
浅い情報しかのってない大手サイトが上位を独占したり、誰にも刺さらないようなセールスマントークばかりを聞かされたり。
なんというか、役所の窓口 ...
実存主義の震源地 ドストエフスキー『地下室の手記』【書評】
ドストエフスキーの『地下室の手記』(光文社古典新訳文庫)を読みました。
今回で3回目。最初に光文社バージョンで読み、次に新潮文庫の江川訳、それから今回また光文社の新訳で読み直したかたち。
この本に関しては光文社 ...
オーウェンの名著『ベールの彼方の生活』を読んでみた【内容紹介】
モーゼスの霊訓、シルバーバーチの霊訓と並び、英国3大霊訓に数えられるのがこの『ベールの彼方の生活』。
著者(というか自動書記の媒体)であるジョージ・ヴェール・オーウェン(オーエンと表記されることもある)は英国国教会の聖職者 ...