XJAPANの名曲で打線組んでみた【バラードから高速メタルまで】

2021年1月30日

日本の伝説的ロックバンドXJAPANの名曲で打線を組んでみました。

完全にぼくの好みなので悪しからず。

できあがったオーダーはこんな感じ↓

1(遊)Silent Jealousy
2(二)Joker
3(右)Alive
4(中)DAHLIA
5(捕)Tears
6(三)Week End
7(一)Blue Blood
8(左)Hero
9(投)The Last Song

彼らの楽曲は傑作ばかりなので選出に苦労しますが、けっこういい感じなのではないでしょうか。

以下、一曲ずつ解説します。

1 Silent Jealousy

セカンド・アルバムJealousy収録のメロスピナンバー。ドイツのメタルバンドHelloween直系タイプの楽曲です。といってもこちらはかなりシンフォニックで派手。

なかでもギターソロが最高すぎる。解散前のXの楽曲には美しいギターソロが多いのですが、これはそのなかでも一二を争う出来だと思います。

弱点はToshlのボーカルか。Xは技術的にはボーカルの力量が強いバンドなのですが、この時期のToshlは絶不調。

JealousyはToshlが本調子ならもっと凄いアルバムになっていましたね。サイジェラはインディーズ時代のToshlが歌えば破壊力が数段上だったでしょうし、Say Anythingは数年後のToshlが歌ってたら美しさがとんでもないことになったと思います。そこが悔しい。

 

2 Joker

オーダー唯一のHide曲。ギタリストHideのポップなセンスが炸裂しています。

セカンドアルバムまではこういう明るい曲も多く含まれていて、それがXの多彩な音楽性につながっていました。

ソロを除けばHideの曲でいちばん好き。ちなみにソロを含めればDiceがトップにきます。

ソロといえば、HideのソロアルバムにToshlがゲストボーカルとして参加みたいなパターンも聞いてみたかったですね。

 

3 Alive

インディーズ時代の隠れた名曲。これを20歳そこそこで作曲するYoshikiの才能に脱帽せざるをえません。

バラードではありませんが、やや緩やかなテンポで、どことなくハードロック風味もある不思議な曲。なぜか後のバラードベストに収録されました。

Toshlのボーカルもすさまじい。メタルボーカリストとしての彼のピークはこの頃だと思います。デビューアルバムではすでに勢いがなくなりはじめていますからね。

 

4 DAHLIA

DAHLIAが不動の4番。1996年に発売されたアルバムのタイトルトラックでもあります。

サイレントジェラシー同様、これも一応メロスピ曲です。しかし実験性がすさまじく、もはやジャンルでくくるのが難しい領域にある楽曲。たぶんこのジャンルで最高の曲だと思います。

いかにもYoshiki的な「真面目」な曲ですが、隙きあらばトリッキーなギターフレーズを忍び込ませるHideの遊びが随所に炸裂。楽曲に奥行きをもたらしています。

Toshlの歌い方もすごいです。おそらくYoshikiのプロデュースだろうけれど、スピードナンバーでこういう柔らかい歌い方をしてることの革新性が半端ない。

終盤のYoshikiの語りも洒落ていて、英単語の頭文字を縦読みするとDAHLIAになります。

 

5 Tears

XJAPANのバラードで一二を争う名曲。これもDAHLIAに収録されています。

知名度ならばForever Loveが図抜けていますが、ぼくは圧倒的にTears派ですね。

メロディはもちろん、歌詞もすばらしい。Yoshikiには詩人としての才能もありますね。

サビのメロディが2音だけで構成されている点にも注目。シンプルってレベルじゃないですよ。これよりシンプルなサビ構成ってあるだろうか?

ギターソロの美しさも格別です。

Xの美しいギターソロはHide作曲なのでしょうか?そうだとしたらメロディセンスが異常ですね。

ぼくはYoshikiが書いていると思っていたのですが、復活後のXJAPANにはこうしたギターソロが見られないのですね。Hideが作ってた説が信憑性を帯びてきたゆえんです。

この曲は元々、紅白の合唱用にYoshikiが作ったものでした。それをHideが気に入り、「あれXJAPANでもやろうよ」ともちかけ、歌詞をアレンジして出来上がったのが今のTearsです。

Hideはこの曲を聴くたびに、紅白における和田アキ子のTears歌唱を想起したそうです。Youtubeで探せば紅白出場歌手みんなでTears歌ってる動画が出てくると思います。ちなみにToshlは現ガルネリウスの小野正利と一緒にサビを歌ってます。

 

6 Week End

メジャーデビューアルバムBlue Blood収録曲。地味な立ち位置ならがも名曲です。解散前はライブの定番曲でした。

いま思うと、こういうタイプの曲も作れるYoshikiって凄いですよね。意外と引き出しも多いんだなって思う。

色んなバージョンがありますが、95年のライブバージョンがベスト。LiveLiveLiveというライブアルバムに収録されています。彼らがあこがれたKissにならい、ライブ音源をあえて編集しまくった名盤です。

 

7 Blue Blood

こちらもデビューアルバム収録曲。アルバムのタイトルトラックですね。

高速ナンバーです。しかしハロウィンのようなメロスピではなく、もっと独特の構成です。スラッシュメタルを彼ら流にアレンジしたのでしょうかね?

いま思うと、サイレントジェラシーとかよりもこの曲のほうがオリジナリティにおいて図抜けている気がしなくもない。

ファーストアルバムには彼らの代表曲として有名なも収録されていますが、ぼくはブルブラのほうが好きですね。

 

8 Hero

オーダーで唯一、再結成後の曲です。

元々はYoshikiのソロ曲だったそう。それをToshlのボーカルでXJAPANのニューアルバム用に取り直したものです。といってもアルバムはまだ出ていませんが。

哀愁を帯びつつも、どこかさわやかな曲調。過去のXJAPANには見られない、新しい音楽性だと思う。

もしニューアルバムが発売されることがあれば、ぼくはこの曲を目当てに買うと思います。

 

9 The Last Song

XJAPANのバラードのうちTearsと頂点を争う名曲。解散が決まってから作られた、解散前最後の曲です。

全盛期Yoshikiの才能が爆発しています。

まず楽曲の構成からしてすごい。ピアノの伴奏にのせてYoshikiが語り、サビだけがToshlのボーカル。ふたりが対話をしているようで、そのコントラストが美しい。

バックの音構成が独特で(なんという楽器が鳴っているのかぼくにはわからないのですが)、澄み切ったような空気感が楽曲全体に張りつめています。

編集が間に合わなかったのか、前半と後半で音質が違うのもおもしろい。

最後のサビのToshlはほとんど無編集なんじゃないだろうか?それがむしろ歌声の切実さとして表れています。

レアな曲ですが、Alive同様、これもバラードベストに収録されています。

 

控えメンバーでオーダー組んでも強い件

XJAPANは曲の数が少ない代わりに、どれもクオリティが高いです。

したがって、今回の先発から外れた楽曲でオーダーを組んでも強いです。

こんな感じ↓

1 Rusty Nail
2 Longing
3 Forever Love
4 紅
5 Endless Rain
6 Rose of Pain
7 Voiceless Screaming
8 Say Anithyng
9 Art of Life

こうしてみると、邦楽リーグなら控えオーダーでも優勝できるんじゃないかと思えてくるほどです。