文学の本洋書

アメリカ文学を代表するベストセラー『風と共に去りぬ』。

南北戦争時代の南部アメリカを舞台にした歴史小説です。南部アメリカ、そして歴史小説というところがポイント。

映画バージョンの影響なのか、本書に関してはよく「 ...

文学の本

世界文学史上の最高峰ドストエフスキー。僕のいちばんのお気に入り作家でもあります。

ドストエフスキーを読もうとなったときに困るのが、どれから読んだらいいのかということですよね。数が多いだけでなく、代表作が多いため、これだけ読 ...

文学の本

ドストエフスキーの長編で、もっとも人気のない作品はどれでしょうか?

答えは『未成年』です。

後期の5大小説の一角をなしながらも、ほとんど語られることのないこの作品。

『カラーマゾフの兄弟』は世界文学 ...

哲学の本

20世紀を代表する哲学者ハイデガー。彼の思想を理解するのは、実はそこまで難しくありません。

「最難関の哲学者だ」みたいなイメージが流布していますが、そうでもないのです。

カントやヘーゲル、あるいはドゥルーズやデ ...

哲学の本

19世紀ドイツの天才哲学者シェリング。

ヘーゲルやヘルダーリンと学友だった彼は、ドイツ観念論の代表者であるばかりか、実存主義の隠れた震源とも言われます。

若きキルケゴールはシェリングの講義に出席していました。

歴史の本

旧約聖書に書かれているユダヤ人の歴史はどこまで本当なのか?

このような疑問に答えてくれる本が『聖書時代史 旧約編』(岩波現代文庫)です。

歴史学や考古学が明らかにした最新の発見をもとに、旧約聖書の背後にある真の ...

宗教の本まとめ記事

特定の宗教の信徒でなくても、心の安定や精神の成長を求めて宗教書を読むひとは多いと思います。

僕自身そういう人間のひとりで、宗教やスピリチュアル、あるいは精神医学など、精神に安定とやすらぎをもたらしてくれる良書をつねになにか ...

宗教の本

大貫隆の『聖書の読み方』(岩波新書)を読みました。

聖書がいかに読みづらい書物であるかを、これでもかと解説した本です。

そしてその事実を踏まえた上で、著者なりの聖書の読み方を読者にアドバイスしていく、という構成 ...

宗教の本

大貫隆の『グノーシスの神話』(講談社学術文庫)を読みました。

ナグ・ハマディ文書やマンダ教、マニ教の文献を多数引用し、読者にグノーシスの全体像を与えんとする本です。

とにかく引用の多い本。全体の4分の1ぐらいが ...

文学の本

ドストエフスキーの『地下室の手記』(光文社古典新訳文庫)を読みました。

今回で3回目。最初に光文社バージョンで読み、次に新潮文庫の江川訳、それから今回また光文社の新訳で読み直したかたち。

この本に関しては光文社 ...