初期ドストエフスキーの重要作品『二重人格』【隠れた良作】
『貧しき人々』で鮮烈なデビューを果たし、文壇の寵児となったドストエフスキー。彼が自信満々で世に送り出した2作目が『二重人格』です。
岩波文庫版で十数年ぶりに再読してみました。これが2周目です。
リンク主人公ゴリ ...
西洋哲学史の名著といえばラッセルのこの本【ノーベル文学賞作品】
バートランド・ラッセルはおそらく二十世紀でいちばん頭のいい人間のひとり。世紀を代表する数学者であり哲学者でもあります。
そのラッセルが一般大衆向けに書いた哲学史がこのThe History of Western Philo ...
世界文学最高傑作のひとつ ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』
19世紀イギリスを代表する文豪ディケンズの自伝的作品『デイヴィッド・コパフィールド』。
モームが世界十大小説のひとつに数える作品でもあります。
僕は最初に岩波文庫版で読み、とんでもなく面白かったのですぐに原書で ...
FF14がFF10並みに泣ける名作だった件【ストーリー序盤はつまらない】
世界でもっとも人気のあるオンラインRPGといえばファイナルファンタジー14(2021年現在)。
このFF14、12以降のFFのなかでは圧倒的な好評を博しており、発売から8年たった今でも新規プレイヤーが続々と流入し全盛期を更 ...
シェイクスピアと双璧を成す男 ミルトン『失楽園』
ミルトンの『失楽園』(パラダイスロスト)。
英国においてシェイクスピアと双璧をなすともいわれる詩人の最高傑作です。英文学を代表する一作でもあります。
反逆の大天使サタンと神との戦い、そしてその帰結としてのアダム ...
アリストテレスの形而上学をわかりやすく解説【プラトンとの違いはこれ】
アリストテレスの『形而上学』。全学問の祖アリストテレスの哲学的代表作とされる本です。
これはいったい何を主張した本なのでしょうか?実は、何をメインに主張しているのかいまいちよくわかってないというのが実情です。
...
一人でプレイしたい初心者向けのFF14攻略法【まずは無料体験から】
「やたらFF14の評判いいし興味ある。でもMMOだからなあ…ゲームで他人と関わりたくない。どこまでソロでできるもんなの?」
このような趣向をもつユーザーは少なくないと思います。FF14やってみたいけど、もうとにかく他人と関 ...
シュヴェーグラー『西洋哲学史』がとんでもない名著だった件
西洋哲学史をテーマにした本はあれこれ出ていますが、そのなかでもとりわけ古く、長いことロングセラーになっている古典があります。
19世紀ドイツの哲学者シュヴェーグラーの『西洋哲学史』(岩波文庫)がそれ。
原書の発 ...
『中世の覚醒』アリストテレスから中世哲学へ
西ヨーロッパ史上最大の知的革命はなにか?
ニュートン物理学か、それともダーウィンの進化論か。
いやむしろアリストテレスの再発見がそれだ。こう述べるのは『中世の覚醒 アリストテレス再発見から知の革命へ』の著者、リ ...
講談社学術文庫ならこれを読んでおけ【おすすめの名著11冊】
講談社学術文庫といえば岩波文庫、ちくま学芸文庫と並ぶ3大学術系文庫のひとつ(僕が勝手にそう呼んでいるだけですが)。良書がわんさかあります。
どれを読むべきか?
以下、僕が読んだことのある良書のなかから、特におす ...