哲学の本

砂に埋れた懐中時計

日本はなぜかハイデガー王国で、専門家による研究が盛んなだけでなく、一般向けの入門書や解説書も異様に充実しています。

そして2017年に新たに登場したこちらも良書。轟孝夫の『ハイデガー「存在と時間」入門』(講談社現代新書)で ...

理数系の本

天の川

ブライアン・グリーンの『宇宙を織りなすもの 時間と空間の正体』を読んでみました。

サブタイトルにもあるように、テーマは時間と空間。

時間と空間は物理的な実体なのか?それとも人間が勝手に使っている概念にすぎないの ...

雑記ゲーム

ゲーム機で遊ぶ少年

脚本家の堀井雄二、音楽家のすぎやまこういち、漫画家の鳥山明。

すでに各界でブイブイ言わせていたこの3名が集結し、1986年、ファミコン向けに「ドラゴンクエスト」を発売しました。

海外のRPGをお手本にしつつ、そ ...

雑記ゲーム

PS4のコントローラで遊ぶ手

2021年にテレビ朝日で放送された「テレビゲーム総選挙」。

これに対抗して僕個人のランキングも記しておこうと思い立ちました(とくに意味はない)。

言うまでもなくリアルタイム補正は全開です。「今プレイして面白い順 ...

社会科学の本

お札の上に置かれたeconomyの文字

1969年に創設されたノーベル経済学賞。

その受賞者64名の理論と生涯を解説した本がトーマス・カリアーの『ノーベル経済学賞で読む現代経済学』(ちくま学芸文庫)。

現代経済学の流れと全体像が一望できる良書です。

社会科学の本良書まとめ記事

世界地図とコンパス

「政治のこともうちょっと理解したいけど、何から始めればいいのかわからないな…。鉄板の入門書みたいなのないのかい?」

このような思いを抱えている方に向けて、おすすめの独学方法を解説したいと思います。

まずは中学高 ...

社会科学の本

首をかしげるクマ

「ネイション」ほど意味のつかみづらい用語もめずらしいですよね。

柄谷行人とかがよくこの語彙を使いますが、そのたびに頭が混乱します。

ネイションって何?国民なんだろうか?あるいは民族?それとも国家そのもの?

歴史の本

ナポレオン

政治のジャンルでよく耳にする「右翼」とか「左翼」とかの言葉。

簡単にいえば社会の改良や進歩を目指すのが左翼、それに待ったをかけるのが右翼ということになります。

でもなんで左とか右とかのイメージしづらい言葉で表現 ...

文学の本良書まとめ記事

本と明かり

小林秀雄といえば、近代以降の日本で最大の批評家。

日本の文芸評論を確立したのはこの人です。そしていまだにその作品が読みつがれています。

以下、小林秀雄に興味があるという人向けに、読みやすい良作を紹介したいと思い ...

雑記ゲーム

サムライ

ゴーストオブツシマは、2020年にソニーのゲームスタジオ(サッカーパンチ)が放った、オープンワールドRPGの名作。

鎌倉時代の日本が舞台となっており、対馬のサムライがモンゴル軍相手に戦います。

和風の洋ゲーとい ...