一神教はこうして作られた──ヤハウェが“唯一神”になるまで
現代ではユダヤ教、キリスト教、イスラム教といった一神教が圧倒的な影響力を持ち、多くの人が宗教といえば一神教を思い浮かべます。
しかし、歴史的に見れば、一神教はむしろ例外的な存在でした。
それはある特定の時代、特 ...
ヘーゲルの宗教哲学をざっくり解説『宗教哲学講義』
ヘーゲル哲学のコアには実は宗教論があって、それが彼の論理学にも歴史哲学にも社会哲学にも影響を与えています。
ではヘーゲルにとって宗教とはなんだったのでしょうか?
一言でいえば「神が自分自身について知る方法のひと ...
純文学嫌いが選ぶ日本文学おすすめ12冊【古典から現代まで】
日本は小説の地位が高く、読書=小説を読むことと見なされる風潮すらあるほどです。
しかし読書家がかならず小説好きかというとそうとも限らないんですよね。
実際、僕はかなり読書するほうだと思いますが小説は苦手です。と ...
ヨブ記とジューチカとペレズヴォン『カラマーゾフの兄弟』
『カラマーゾフの兄弟』は何種類も邦訳が出ていますが、根強い人気を誇るのが米川正夫が訳した岩波文庫バージョン。第1版は1928年とのこと。
以前から評判は耳にしていましたが、初めてこの米川訳で読んでみました。
ち ...
ドストエフスキー作品の最難関は『悪霊』
ただでさえ複雑な作品の多いドストエフスキーですが、そのなかでもトップクラスの難しさで知られるのが『悪霊』。
「こういうことが書いてある」と一つの視点からまとめるのは不可能に近いと思われます。
信仰をテーマに据え ...
世界一美しい恋愛小説? ドストエフスキー『白痴』
世界一美しい恋愛小説とも呼ばれる『白痴』。
ドストエフスキー作品のなかでそんなに人気があるほうではなく、本人も失敗作扱いしていた模様。
しかし根強いファンが多い作品でもあります。ドストエフスキーは苦手だけど白痴 ...
クワインの科学哲学をわかりやすく解説【ネオプラグマティズムへ】
クワインといえば、20世紀アメリカを代表する哲学者のひとりにしてネオプラグマティズムの旗手。
しかし日本人からすると馴染みが薄く、なにがどうすごいのかよくわからない人でもあります。
野家啓一『科学哲学への招待』 ...
ムイシュキンとアリョーシャとスメルジャコフ 山城むつみ『ドストエフスキー』
山城むつみの『ドストエフスキー』を読了。
毎日出版文化賞を受賞した作品で、一時期かなり話題になっていました。
講談社文芸文庫に収められるも価格設定が鬼だったりもしてなかなか手を出す機会がなかったのですが、今回よ ...
ニーチェ入門にはこの6冊がおすすめ【解説書から本人の著作まで】
わかりやすいニーチェ入門書はどれか?
ニーチェ論の名著といえば何がある?
ニーチェ本人の著作はどれが読みやすく入りやすい?『ツァラトゥストラ』を読むならどの訳にするべきか?
以下、順番に解説したいと ...
ドゥルーズの哲学をわかりやすく解説【超越論的経験論へ】
ドゥルーズは20世紀フランスの哲学者。
俗に言うフランス現代思想の例に漏れず、異様に難しい本を書くことで知られます。デリダよりはマシですが、ハイデガーよりは明らかに難しい感じ。
河出文庫にドゥルーズの著作が続々 ...