文学の本

ただでさえ複雑な作品の多いドストエフスキーですが、そのなかでもトップクラスの難しさで知られるのが『悪霊』。

「こういうことが書いてある」と一つの視点からまとめるのは不可能に近いと思われます。信仰をテーマに据えた作品にも見え ...

文学の本

世界一美しい恋愛小説とも呼ばれる『白痴』。

ドストエフスキー作品のなかでそんなに人気があるほうではなく、本人も失敗作扱いしていた模様。

しかし根強いファンが多い作品でもあります。ドストエフスキーは苦手だけど白痴 ...

哲学の本

クワインといえば、20世紀アメリカを代表する哲学者のひとりにしてネオプラグマティズムの旗手。

しかし日本人からすると馴染みが薄く、なにがどうすごいのかよくわからない人でもあります。

野家啓一『科学哲学への招待』 ...

文学の本

山城むつみの『ドストエフスキー』を読了。毎日出版文化賞を受賞した作品で、一時期かなり話題になっていました。

講談社文芸文庫に収められるも価格設定が鬼だったりもしてなかなか手を出す機会がなかったのですが、今回ようやく読みまし ...

哲学の本まとめ記事

わかりやすいニーチェ入門書はどれか?

ニーチェ論の名著といえば何がある?

ニーチェ本人の著作はどれが読みやすく入りやすい?『ツァラトゥストラ』を読むならどの訳にするべきか?

以下、順番に解説したいと ...

哲学の本

ドゥルーズは20世紀フランスの哲学者。

俗に言うフランス現代思想の例に漏れず、異様に難しい本を書くことで知られます。デリダよりはマシですが、ハイデガーよりは明らかに難しい感じ。

河出文庫にドゥルーズの著作が続々 ...

雑記ゲーム

プレイステーションといえば、日本企業ソニーによる家庭用ゲーム機ブランド。

元々は任天堂ハードの周辺機器として構想されたものでした。しかし任天堂との契約がこじれ事業は頓挫。「せっかく作ったんだしこれはこれで発売してみるか」と ...

雑記ゲーム

ポケットモンスター(以下ポケモンと表記)シリーズで一番売れたソフトといえば、初代の赤緑です。

でも初代世代って意外とポケモン熱がない印象ありますよね(ちなみに僕もそういう初代世代のひとりです)。

むしろポケモン ...

哲学の本

19世紀ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー。

独自のペシミズム(悲観主義)で有名。ニーチェやフロイトを通じて現代にも甚大な影響を与える人物です。

主著は『意志と表象としての世界』。久方ぶりに中公クラ ...

哲学の本

ウィトゲンシュタインを扱った書籍は山ほど出ていますが、そのなかに『ウィトゲンシュタインのウィーン』(平凡社ライブラリー)という一風変わった有名な本があります。

ウィトゲンシュタインの哲学を、彼が生まれ育った地(ウィーン)に ...