ファイナルファンタジーで打線組んでみた【どれが名作なのか?】

2021年3月11日ゲーム

ドラクエと双璧をなす国民的RPGのファイナルファンタジー(FFと略称される)シリーズ。

ナンバリングだけで15作もあります(話のつながりはないタイプなのでどこから入ってもいい)。

とくに優れた名作はどれなのか?

独断と偏見で代表作をピックアップし、打線を組んでみました。完全に個人の好みなので悪しからず。

以下、それぞれのタイトルを解説します。FFに興味のある人は参考にしてみてください。

1(遊)FF6

スーファミ最後のFFがこのFF6。最後の2D作品でもあります。ドットによる表現は極限の領域に達しました。DQ5やクロノトリガーと並び、スーファミのRPGを代表する存在です。

FFってFF5とFF7で作風がだいぶ違います。さてFF6はどっち側なのか?FF5の延長線上にあるともいえるし、FF7はすでにここからスタートしていたともいえる。

実際にはどちらの要素も色濃いです。まさに過渡期の作品であり、5までのFFと7以降のFFの良いところをすべてあわせ持った存在と言うこともできるのです。

実際これを最高傑作に推す声も少なくないですね。

 

2(二)FF4

ハードがファミコンからスーファミに変わって初めてのFFがこのFF4。ドラマチックなシナリオを採用しキャラを全面に押し出す、いわゆるJRPGの元祖の一つです。

実はシステム面で革新的な作品でもあります。バトルにATB(アクティブ・タイム・バトル)を採用し、コマンド戦闘に時間の概念を導入したのです。

このシステムって今考えてもすごいですよね。コマンドRPGは現在でも色々と出ていますが、結局このFF4より革新的なものはなかったんじゃないか?

コマンドバトルはこの時点で最終解答を得てしまったのかもしれないです。

 

3(三)FF5

個人的にはこれかFF7のどちらかがシリーズ最高傑作だと思っています。

FF5といえばジョブシステム。様々なジョブに自由に転職し、アビリティを覚えたりつけかえたりします。このシステムが後世に与えた影響ははかりしれない。今でもスマホゲームなんかでジョブが登場しますよね。

元ネタはドラクエ3の転職システムですね。しかしシステムの洗練具合はもはや単なる応用の域を超え、超進化といえるものでした。転職をジョブと言い換えるお茶目な安易さも全盛期FFらしい。

FF6もそうですが、このFF5ぜひともリメイクすべき。FF4まではDSとかPSPにリメイクが出てたんですよね。スクエニは何故かFF5をリメイクせずに、FF7のリメイクへと向かってしまった。

PSP版のFF4みたいに無難に2DでリメイクしてCMでギルガメッシュのテーマを流しておけばそれだけで100万本売れますよ(たぶん)

 

4(中)FF7

4番はFF7。世界でいちばん人気のある日本製RPGです。

ほぼ完璧なソフトですね。まずこれといった短所がない。しかし小さく綺麗にまとまったソフトというわけでもなく、むしろあらゆる要素がハイレベルなのです。

しかも時代的に2D→3Dの技術革新を体現する存在でもあります。おまけにゲーム機戦争に終止符を打ち、プレステの覇権を決定づけたソフトでもある。

内容の良さに加えて、こうした外的な物語性をも味方につけた、ほとんどチートじみた存在がFF7だといえるでしょう。

関連:なぜFF7は神ゲーと評価されるのか【たぶん理由はこの7つ】

 

5(捕)FFタクティクス

オーダー唯一の外伝作品です。タクティクスオウガなどの名作SRPGを手掛けた松野泰己による、シミュレーションRPGと化したFF。タクティクスの頭文字を取って、FFTとも呼ばれます。

ジョブシステムを採用している点が特徴。FFの伝統的システムと松野の世界観が融合することにより、言葉では言い表せないようなマジックが生じています。神ゲー。

ウィーグラフ戦の前でセーブしてしまい詰みかけたのもいい思い出(あれほど必死に試行錯誤を繰り返したことは人生で他にない気がする)

SRPGにはファイアーエムブレムなど優れたシリーズが多数存在しますが、100万本を超えるセールスを記録したのはこのFFTだけです。

 

6(左)FF9

ファンタジックな作風が特徴的なFF9。原点回帰を謳ってはいますが、むしろシリーズの異色作といったほうが正しいでしょう。

坂口博信の思想(生と死)が色濃く反映した、テーマ性の高いシナリオです。エンディングのカタルシスはシリーズでも随一だといえるでしょう。

システム面で単調すぎるのが残念ですね。ジョブシステムのような高度なシステムが搭載されていれば、シリーズ最高傑作の一角になっていた可能性が高いです。

 

7(右)FF8

日本で最高の売り上げを記録したFFがこのFF8です。400万本という恐ろしい数字。社会現象を巻き起こしたドラクエ3が380万本ですから、FF8のすごさがわかります。

マニアックなシステムが特徴。これほど賛否の分かれる作品はFF8とFF12ぐらいじゃないか。FF7やFF10といった大衆的人気を誇る作品のあとに、FF8やFF12といったマニアックな作品を出してしまうところが、よくも悪くもFFという感じ。

注目したいのは音楽の良さ。全盛期FFのトレードマークの一つとして(あるいは最大のトレードマークかもしれない)植松伸夫の音楽があります。彼の才能が絶頂に達したのが、たぶんこのFF8です。FF6までのわかりやすい音楽とは異なるプログレ的な奥深さがあって、作品に強力な陰影を与えています。

またシナリオもFF7に勝るとも劣らぬ複雑さで、ハマる人は見事にハマります。以下の解説動画がすばらしいです。

 

8(一)FF11

スクウェア最後のナンバリングFFがこれ。FF12からはスクウェアではなくスクエニですので。坂口博信が関わった、最後のFFでもあります。

これは普通のRPGではなくMMO、つまりネットゲームです。日本のネトゲ人口を爆発的に増加させた犯人がこのソフトですね。ネトゲ史上でも最大のソフトの一つ。

FF11をプレイしたことのある人は、かなりの確率でこれをシリーズ最高傑作に挙げると思います。

今のFF14(FFは11と14がネトゲ)はFF11を上回る商業的成功を収めていますが、その成功があるのもFF11というベースがあったからだと言えるでしょう。

 

9(投)FF10

投手を務めるのはFF10。異色作にして神ゲーの名をほしいままにする、シリーズ代表作のひとつです。シナリオや演出の完成度はシリーズ随一でしょう。

よくFFはナンバリングごとにシステムが変わると言われますが、それはだいぶ話を盛っているんですね。少なくともバトルシステムは、FF4でATBを採用して以降、FF9まで基本ラインは変わらなかったのです。アレンジはあったものの、器は同じでした。

それを大きく変更したのがFF10です。バトルどころかあらゆる要素が異質です。ATBの廃止、スフィア盤によるキャラ育成、マップが一本道、キャラクターボイスの採用、舞台がアジア、主人公が明るいスポーツマン、などなど。

これだけ変えたら普通は駄作になります。クソゲーまっしぐらですよ。しかしそれをシリーズでも上位の神ゲーとして着地させたのが、スクウェアのスクウェアたるゆえんですね。

 

入門におすすめはFF10かFF7リメイク

2020年の3月にNHKで「FF大投票」なる番組が放映されました。

投票によると、一番人気はFF10、2位がFF7、3位がFF6とのこと。

やっぱこの辺になりますよね。

FFはもう長いこと不調が続いていて、後発の新規プレイヤーに「これをやっておけ」と迷いなくおすすめできるソフトがないんですよね。名作がどれも古いですから。

FF14はきわめて評価が高いですが、オンラインゲームなので敷居が高いですし。

 

ということで入門向けのソフトをあえて挙げるならやっぱりFF10ですね(それでも19年前の作品ですが)。

今やっても神ゲーですし、戦闘がATBじゃないので、ドラクエやポケモンみたいにのんびり楽しめるのもポイント高いです。

 

FF7リメイクもありですね。1997年当時の人間にとっての原作FF7ほどの威力はありませんが、PS4世代でトップクラスの評価をされる良作に仕上がっています。

関連:FF7リメイクが出来の良いFF13だった件【名作です】

ただし分作なので原作シナリオの序盤しか遊べない点は要注意。2作目以降はPS5で続いていきます。