世界史の独学におすすめの本はこの8冊【参考書から歴史小説まで】
「なんか急に世界史の勉強がしたくなってきたんだけど、わかりやすい本とかってある?かといって質の低いのは嫌なんだけど…」
このページでは以上のような問いかけにお答えしたいと思います。
実は僕も大人になってからにわ ...
西洋文学史上最強の書 ダンテ『神曲(地獄篇・煉獄篇・天国篇)』
西暦2000年、ロンドンのTimes紙が、「過去1000年間の最高傑作はなにか」というアンケートを文芸批評家に問うたことがありました。
結果、ダンテの『神曲』が1位に選ばれました。日本人からすると正直あまりピンとこないとこ ...
仁王2が死にゲーでも最難関の難易度だった件【神ゲー】
仁王2をトロフィーコンプリートしたので、記念にレビューを書いておこうと思います。
どんなゲームなのか?一言でいえば戦国トレハン死にゲーRPGです。
・ダークソウル的な高難易度アクション
・ディアブロみた ...
脳神経外科医が体験した死後の世界『プルーフ・オブ・ヘヴン』
医学界と科学界に衝撃をもたらした書『プルーフ・オブ・ヘヴン 脳神経外科医が見た死後の世界』。
最初になんとなく洋書で読み、あまりに良書だったので今回は日本語版を買って2周しました。
著者はアメリカの脳神経外科医 ...
坂部恵『カント』地理学・人間学・霊能者にハマるカント
坂部恵の『カント』(講談社学術文庫)を読みました。
元々は「人類の知的遺産」シリーズの一冊として出ていたもの。このシリーズは思想家の伝記と、本人の著作からの抜粋よりなる構成が特徴で、どれもクオリティが高いことで知られます。 ...
内向的人間に必要なのは演技力 スーザン・ケイン『Quiet』
アメリカ発の外交的人間文化が世界に浸透し、内向的人間の過小評価がはなはだしい現代社会。
その風潮に抗い「内向的人間には独自の強みがある」と主張したベストセラーが、スーザン・ケインのQuiet The Power of In ...
東浩紀『存在論的、郵便的』ハイデガーvsフロイト
東浩紀の『存在論的、郵便的 ジャック・デリダについて』を読了。
批評家・東浩紀のデビュー作です(実は博士論文を手直ししたもの)。読むのはこれで3度目です。
最初に読んだときは「あのデリダをこんなにわかりやすく解 ...
柄谷行人『憲法の無意識』なぜ憲法9条は日本に定着したのか
柄谷行人の『憲法の無意識』(岩波新書)を読みました。
憲法9条は外部から強制的に与えられた、だからこそそれは日本人の精神の深くに定着したのだ。
このような逆説的な事態を、フロイトの精神分析理論を援用して解説した ...
新潮文庫ならこれを読んでおけ【おすすめ名作11冊】
日本では「文庫」という本の形態が当たり前のように普及しています。これをもっとも古くから実現していたのが新潮社の新潮文庫です(実は岩波より早い)。
とくに文学系のラインナップでは他社を圧倒しており、哲学系に興味のある人間が岩 ...
東浩紀の本を読みたいならまずはこれ【時代別おすすめ5冊】
思想やら哲学やらに縁がなくても、東浩紀のことは知ってるという人は多いと思います。
「なんか面白いしこの人の本も読んでみたいな」と考えている方は少なくないはず。
東浩紀は何者なのか?
日本は文芸批評家 ...