政治を独学したい人におすすめの本8冊【入門書から古典まで】
「政治のこともうちょっと理解したいけど、何から始めればいいのかわからないな…。鉄板の入門書みたいなのないのかい?」
このような思いを抱えている方に向けて、おすすめの独学方法を解説したいと思います。
まずは中学高 ...
ネイションは国民か?民族か? 塩川伸明『民族とネイション』
「ネイション」ほど意味のつかみづらい用語もめずらしいですよね。
柄谷行人とかがよくこの語彙を使いますが、そのたびに頭が混乱します。
ネイションって何?国民なんだろうか?あるいは民族?それとも国家そのもの?
左派と右派の由来はフランス革命『右翼と左翼』【解説】
政治のジャンルでよく耳にする「右翼」とか「左翼」とかの言葉。
簡単にいえば社会の改良や進歩を目指すのが左翼、それに待ったをかけるのが右翼ということになります。
でもなんで左とか右とかのイメージしづらい言葉で表現 ...
小林秀雄を読みたいならまずはこの本【批評から対談まで】
小林秀雄といえば、近代以降の日本で最大の批評家。
日本の文芸評論を確立したのはこの人です。そしていまだにその作品が読みつがれています。
以下、小林秀雄に興味があるという人向けに、読みやすい良作を紹介したいと思い ...
ゴーストオブツシマが意外とつまらない件
ゴーストオブツシマは、2020年にソニーのゲームスタジオ(サッカーパンチ)が放った、オープンワールドRPGの名作。
鎌倉時代の日本が舞台となっており、対馬のサムライがモンゴル軍相手に戦います。
和風の洋ゲーとい ...
FF14が暁月のフィナーレでRPG史に残る神ゲーになった件【感想】
2010年にリリースされるも出来が悪すぎて作り直しとなり、2013年に新生FF14として復活したFF14。
そこから2年毎にストーリーを拡張し、蒼天のイシュガルド、紅蓮のリベレーター、漆黒のヴィランズと作を重ねるごとに評価 ...
吉田健一のデビュー作『英国の文学』とその続編を読んでみた
吉田健一といえば20世紀の日本を代表する文芸批評家のひとり。ちなみに健一の父は第45代内閣総理大臣の吉田茂。
その吉田健一のデビュー作が『英国の文学』(岩波文庫)でした。
14世紀のチョーサーから20世紀初頭ま ...
日本史の独学におすすめの本4選【参考書から通史まで】
「日本人なんだし日本の歴史ぐらいは熟知しておきたいな。でも考えてみれば日本史ぜんぜん知らないや。受験は世界史だったし、中学で習った歴史なんてぜんぶ忘れたし」
こういう人は少なくないと思います。実は僕のことなんですけどね。
デュルケムの宗教社会学をざっくり解説【宗教生活の原初形態】
エミール・デュルケムは19世紀フランスの社会学者。
社会学という学問を成立させた創始者のひとりであり、ドイツのマックス・ウェーバーとならび理論社会学の二枚看板と呼ばれることもあります。
ウェーバーが個人の内面活 ...
宗教学のおすすめ本はこれ【入門書から古典的名著まで11冊】
宗教学という学問があります。
宗教そのものとは違い、宗教の内部にとどまる神学とも違う。あくまでも近代の科学的アプローチで宗教を研究するいとなみが宗教学です。
宗教そのものの代わりにはなりませんが、宗教への理解を ...