哲学の本

手紙

『存在論的、郵便的』は、批評家・東浩紀のデビュー作であり、博士論文を手直ししたもの。

哲学のジャンルを超えて大きなインパクトをもたらし、また内容的に東浩紀のその後の活動を暗に予告するものになっています。

他の著 ...

哲学の本

日本列島

柄谷行人の『憲法の無意識』(岩波新書)を読みました。

憲法9条は外部から強制的に与えられた、だからこそそれは日本人の精神の深くに定着したのだ。

このような逆説的な事態を、フロイトの精神分析理論を援用して解説した ...

読書良書まとめ記事

流れ星と猫

日本では「文庫」という本の形態が当たり前のように普及しています。これをもっとも古くから実現していたのが新潮社の新潮文庫です(実は岩波より早い)。

とくに文学系のラインナップでは他社を圧倒しており、哲学系に興味のある人間が岩 ...

哲学の本良書まとめ記事

小鳥と黒猫

思想やら哲学やらに縁がなくても、東浩紀のことは知ってるという人は多いと思います。

「なんか面白いしこの人の本も読んでみたいな」と考えている方は少なくないはず。

東浩紀は何者なのか?

日本は文芸批評家 ...

文学の本良書まとめ記事

本棚に並んだシェイクスピアの本

劇作家かつ世界最大の詩人として知られるシェイクスピア。

彼の作品はすべて日本語に翻訳され、その多くを文庫で読むことができます。

シェイクスピアは僕がもっとも好きな作家のひとりで、その作品はほぼすべて読破し、主要 ...

文学の本良書まとめ記事

パウル・クレー「カラフルな建築」

週刊少年ジャンプが誇る人気漫画の一つ「ジョジョの奇妙な冒険」。

1987年に荒木飛呂彦によって開始された作品です。

現在でもシリーズは進行中(2005年からは媒体を少年ジャンプからウルトラジャンプに移行)。

理数系の本良書まとめ記事

勉強する人

「自然科学のことが知りたいな。でも数学は忘れてしまったし、数式がわからなくても読める本はないかな…」

実は理数系のジャンルには、数学が苦手でも読める良書がたくさんあります。

この記事では、僕が読んだことのある本 ...

自己啓発と仕事術の本良書まとめ記事

本と明かり

読書術の本は何気に強力なアイテムです。

どうやって本を読んだらいいのか、どうやって本を選んだらいいのか、こういった技術が具体的に体得できるというのが一つ。

さらに著者の博識ぶりや熱気に煽られてモチベーションが上 ...

文学の本良書まとめ記事

朝焼けと雲海

小野不由美の超人気ファンタジー「十二国記」。

1991年に第一作が発売され、途中10年以上のブランクを挟みながらもシリーズは継続、2021年の現在でも多大な人気を誇るという異様なシリーズです。

僕は今までにシリ ...

哲学の本

読書する猫

ショーペンハウアーには『パレルガ・ウント・パラリポメナ』と呼ばれる有名なエッセイがあります。

そこから読書に関連する文章を拾ってきたのが『読書について』。

久々に再読してみましたが、やっぱりこの人の文章は面白い ...