ニーチェ入門にはこの6冊がおすすめ【解説書から本人の著作まで】
わかりやすいニーチェ入門書はどれか?
ニーチェ論の名著といえば何がある?
ニーチェ本人の著作はどれが読みやすく入りやすい?『ツァラトゥストラ』を読むならどの訳にするべきか?
以下、順番に解説したいと ...
ドゥルーズの哲学をわかりやすく解説【超越論的経験論へ】
ドゥルーズは20世紀フランスの哲学者。
俗に言うフランス現代思想の例に漏れず、異様に難しい本を書くことで知られます。デリダよりはマシですが、ハイデガーよりは明らかに難しい感じ。
河出文庫にドゥルーズの著作が続々 ...
ショーペンハウアー哲学をわかりやすく解説【意志と表象としての世界】
19世紀ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー。
独自のペシミズム(悲観主義)で有名。ニーチェやフロイトを通じて現代にも甚大な影響を与える人物です。
主著は『意志と表象としての世界』。久方ぶりに中公クラ ...
『ウィトゲンシュタインのウィーン』天才哲学者の生育環境
ウィトゲンシュタインを扱った書籍は山ほど出ていますが、そのなかに『ウィトゲンシュタインのウィーン』(平凡社ライブラリー)という一風変わった有名な本があります。
ウィトゲンシュタインの哲学を、彼が生まれ育った地(ウィーン)に ...
ウィトゲンシュタインに入門するならこの本【おすすめ5冊】
20世紀には最大の哲学者と言われる人物がふたりいますが、そのうちの一人がウィーン生まれの天才ウィトゲンシュタインであり、現代の哲学にも大きな影響を与え続けています。
彼の著作は前期と後期でスタイルがガラッと変わり、それぞれ ...
後期ウィトゲンシュタインはなぜ読みにくいのか【2つの理由】
哲学の本がやたら難しいことは誰しもが知っています。
僕が思うに、中期以降のウィトゲンシュタインの文章は哲学独自の難解さがもっともわかりやすく出ているのではないでしょうか?
文章は普通の語彙ばかりなのに、何を言っ ...
論理哲学論考の「論理」はフレーゲの論理学
ウィトゲンシュタインの代表作といえば『論理哲学論考』。
降って湧いたかのような天才による降って湧いたかのような著作ですが、実は哲学史的な地盤のうえに位置づけることができます。この著作にも、それが書かれた文脈があるんですね。 ...
語りえぬものは2種類ある 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』
ウィトゲンシュタインの入門書でもっともとっつきやすいのはどれか?
個人的には永井均の『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書)を挙げたいと思います。久々に読み返してみたらやっぱり面白い。
前期の『論理哲学論考』 ...
20世紀最大の覚者 ラマナ・マハルシ『あるがままに』
ラマナ・マハルシといえば、インドを代表する聖者のひとり。
エックハルト・トールの『ニューアース』では「現代でもっとも偉大な覚者のひとり」と言われています。あのパラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』にも後半ちょこっと ...
井筒俊彦とプロティノス『神秘哲学 ギリシアの部』
現代の東洋哲学を代表する天才といえば井筒俊彦。
そして彼のデビュー作が『神秘哲学』(岩波文庫)です。井筒といえばイスラム哲学の分野で有名ですが、彼が最初に取り上げたのは実はギリシア哲学でした。
ギリシア哲学のコ ...