哲学の本まとめ記事

20世紀には最大の哲学者と言われる人物がふたりいますが、そのうちの一人がウィーン生まれの天才ウィトゲンシュタインであり、現代の哲学にも大きな影響を与え続けています。

彼の著作は前期と後期でスタイルがガラッと変わり、それぞれ ...

哲学の本

哲学の本がやたら難しいことは誰しもが知っています。

僕が思うに、中期以降のウィトゲンシュタインの文章は哲学独自の難解さがもっともわかりやすく出ているのではないでしょうか?

文章は普通の語彙ばかりなのに、何を言っ ...

哲学の本

ウィトゲンシュタインの代表作といえば『論理哲学論考』。

降って湧いたかのような天才による降って湧いたかのような著作ですが、実は哲学史的な地盤のうえに位置づけることができます。この著作にも、それが書かれた文脈があるんですね。 ...

哲学の本

ウィトゲンシュタインの入門書でもっともとっつきやすいのはどれか?

個人的には永井均の『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書)を挙げたいと思います。久々に読み返してみたらやっぱり面白い。

前期の『論理哲学論考』 ...

宗教の本

ラマナ・マハルシといえば、インドを代表する聖者のひとり。

エックハルト・トールの『ニューアース』では「現代でもっとも偉大な覚者のひとり」と言われています。あのパラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』にも後半ちょこっと ...

哲学の本

現代の東洋哲学を代表する天才といえば井筒俊彦。

そして彼のデビュー作が『神秘哲学』(岩波文庫)です。井筒といえばイスラム哲学の分野で有名ですが、彼が最初に取り上げたのは実はギリシア哲学でした。

ギリシア哲学のコ ...

文学の本

演劇の脚本を元にした文芸作品のことを戯曲といいます。シェイクスピアが一番有名でしょうか。

キャラクターの台詞だけで物語が進行するため、テンポがよく、小説よりも読みやすかったりします。僕は小説とあんまり相性のよくない人間なん ...

雑記ゲーム

フロムソフトウェアが放つオープンワールドARPG「エルデンリング」。

半年後ぐらいにやるつもりでしたが、あまりに話題になっていたので我慢できずに買ってしまいました。

同社初のオープンワールドということでスカイリ ...

哲学の本

日本はなぜかハイデガー王国で、専門家による研究が盛んなだけでなく、一般向けの入門書や解説書も異様に充実しています。

そして2017年に新たに登場したこちらも良書。轟孝夫の『ハイデガー「存在と時間」入門』(講談社現代新書)で ...

理数系の本

ブライアン・グリーンの『宇宙を織りなすもの 時間と空間の正体』を読んでみました。

サブタイトルにもあるように、テーマは時間と空間。

時間と空間は物理的な実体なのか?それとも人間が勝手に使っている概念にすぎないの ...