ロバート・ベラー『徳川時代の宗教』日本教と資本主義
ロバート・ベラーの『徳川時代の宗教』(岩波文庫)を読みました。中古本屋でたまたま手に入れた名著です。
ベラーは20世紀アメリカの社会学者で、あのタルコット・パーソンズの教え子でもあります。
本書でもパーソンズの ...
哲学の洋書おすすめ6選【英語で哲学を学ぶ】
「哲学の本を洋書で読んでみようかな」。そんな勇敢な読書家のあなたに、おすすめの哲学系洋書を紹介します。
哲学の洋書は精読のトレーニングに最適です。
また、日本語訳バージョンの質によっては、原書を読んだほうがスム ...
『世界の十大小説』モームが選ぶ世界文学ベストテン
サマセット・モームの『世界の十大小説』(岩波文庫)を読みました。
自身も高名な小説家であるモームが、世界の小説からベストテンを選出し論じるという面白い本。
リンクモームが選んだ10冊は以下の通り。
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海外文学ならこれを読んでおけ【おすすめ名作13冊】
海外の小説はどれを読んだらいいのでしょうか?
僕は日本文学よりも世界文学のほうが肌に合うらしく、読んだ冊数も海外作品のほうがずっと多いと思います。たぶん500冊ぐらいは読んでるんじゃないかと。
英語の勉強もかね ...
シャドーイング最強説『外国語を話せるようになるしくみ』
シャドーイングという外国語学習法があります。聞こえてきた音声をそっくりそのまま、ほぼ同時に繰り返すというもの。もとは通訳者が行っていたトレーニング法でした。
第二言語習得研究や脳科学の進展によって、このシャドーイングがいか ...
哲学の古典ならこれを読んでおけ【初心者から中級者までおすすめ10冊】
哲学書に興味のある人向けに、読みやすい古典を紹介します。
入門書とかじゃなくて、すべて古典です。ガチガチの哲学書ですね。哲学書だからといってかならずしも難解な文体で書かれているわけじゃないんです。
異常な文体で ...
ストア哲学の代表作 マルクス・アウレリウス『自省録』
プラトンは哲学者が国を統治する哲人王国を理想の政治システムとしました。
それに近い唯一の例が、ローマ帝国のマルクス・アウレリウス・アントニヌスの治世。マルクス・アウレリウスはパクス・ロマーナを代表する五賢帝の一人です。
キリスト教とユダヤ教はどう違う? 山我哲雄『キリスト教入門』
山我哲雄『キリスト教入門』(岩波ジュニア新書)を読みました。
岩波現代文庫から出ている『聖書時代史 旧約篇』がとてつもなく面白かったので、同じ著者のこっちにも手を伸ばしてみた次第。
本書は岩波ジュニア新書の本で ...
FF7リメイクがキャラとシナリオの良いFF13だった件【FF7R】
ファイナルファンタジー7リメイク(以下FF7Rと表記)をクリアしました。
PS4世代では上位の和製RPGといってもよいかと思います。1997年当時の人間にとってのFF7みたいな超絶神ゲーではないですが、原作とは異なった色合 ...
洋書多読の正しい方法とは? 古川昭夫『英語多読法』
語学の達人は口を揃えて多読の大切さを説きますが、なんでもかんでもやみくもに読めばいいわけでもないらしい。
洋書の多読はどのように行えば効果があるのか?
それを実証的なアプローチでわかりやすく解説した本が古川昭夫 ...