老子の哲学をわかりやすく解説【3つの特徴に着目】
中国哲学史上でもっとも深遠な思想家といわれる老子。
森三樹三郎の『老子・荘子』などを参考にしつつ、彼の思想を以下の3つのポイントから解説してみようと思います。
・儒教をターゲットにした逆説的文章
・農村 ...
中国哲学の特徴をわかりやすく解説【3つのポイント】
中国哲学のベースにある特徴とは何か?
森三樹三郎の『中国思想史』(レグルス文庫)を参考にしつつ、3つのポイントに着目しつつ整理してみたいと思います。
中国哲学3つのポイント、それは以下の通り。
・天 ...
科学哲学に楽しく入門できる名著『科学哲学の冒険』
「科学とは何か?」
この問いに明確な答えを出せる人は少ないでしょう。僕たちは日々、科学の恩恵を受けていますが、その理論や方法論の背後にある哲学について考えることはあまりありません。
しかし、科学の本質を理解する ...
ヒュームは保守主義の先駆 仲正昌樹『精神論抜きの保守主義』
エドモンド・バークに端を発する保守主義は、単なる精神論ではなく、伝統的に形成された制度(法・政治・経済のシステム)を論じる傾向があります。
この制度論としての保守主義に光を当てた解説書が、仲正昌樹の『精神論抜きの保守主義』 ...
フィヒテとシェリングをわかりやすく解説『カントからヘーゲルへ』
岩崎武雄の『カントからヘーゲルへ』を久々に読了。
日本のカント研究界を支配した岩崎が、ドイツ観念論を語る本です。異常な切れ味は本書でも健在。
リンクフィヒテとシェリングの後期思想を解説している点が特徴ですね。普 ...
カントの『判断力批判』をわかりやすく解説【純粋理性批判と実践理性批判の接続】
カントの三批判書といえば『純粋理性批判』、『実践理性批判』、そして『判断力批判』です。
『純粋理性批判』と『実践理性批判』はある程度どういう話をしているのかつかめても、『判断力批判』になると何をやっているのかさえよくわから ...
プラトンがイデア論を自己批判した理由 木田元『反哲学史』
日本を代表するハイデガー研究者の木田元。
彼が西洋哲学史をコンパクトにまとめた名著が『反哲学史』(講談社学術文庫)です。
哲学は本当に普遍的なものなのか?むしろ西洋というローカルな時代と場所で成立したローカルな ...
新書でカントを理解したいならこれ『カント入門』
石川文康『カント入門』(ちくま新書)を再読しました。
貴重な新書形態でのカント入門書です。
リンク内容はかなり難しいです。これを一冊目に読むのは厳しいんじゃないかと思う。
以前も言ったように黒崎政男 ...
最高にわかりやすい『カント「純粋理性批判」入門』
西洋哲学の巨人カント。その文章の難しさでも世界最凶クラスです。わかりやすい解説書はないものか?
僕が知る限りでもっともわかりやすいカント入門書は、黒崎政男の『カント「純粋理性批判」入門』(講談社選書メチエ)です。今回久しぶ ...
カントの『純粋理性批判』に入門するにはこの本【おすすめ5冊】
18世紀ドイツの大哲学者イマヌエル・カント。
「すべての哲学はカントに流れ込み、すべての哲学はカントから流れ出す」と言われるように、哲学を学ぶのなら避けては通れない存在です。
カントの主著といえば『純粋理性批判 ...