哲学の本

20世紀を代表する哲学者ハイデガー。彼の思想を理解するのは、実はそこまで難しくありません。

「最難関の哲学者だ」みたいなイメージが流布していますが、そうでもないのです。

カントやヘーゲル、あるいはドゥルーズやデ ...

哲学の本

19世紀ドイツの天才哲学者シェリング。

ヘーゲルやヘルダーリンと学友だった彼は、ドイツ観念論の代表者であるばかりか、実存主義の隠れた震源とも言われます。

若きキルケゴールはシェリングの講義に出席していました。

哲学の本

岩波ジュニア新書を代表する名作のひとつ『ヨーロッパ思想史』。

著者の岩田靖夫は古代ギリシア哲学を専門とする大物です。彼が10代の学生向けに書き下ろした新書がこの本。

岩波ジュニア新書といえば遅塚忠躬の『フランス ...

哲学の本

僕は哲学初心者のひとにいつも木田元の『反哲学史』をおすすめします。

しかしその次に読むべき中級者向けの哲学史はなにかと聞かれると、なかなかコレというものが思い浮かばないんですよね。

今回読んだ新田義弘『哲学の歴 ...

哲学の本まとめ記事

日本を代表する批評家(哲学者みたいなもの)、柄谷行人のおすすめ本を紹介します。

日本を代表するというよりも、突然変異的な個体と見なしたほうが適切かも。良い意味で日本から浮いた天才です。ちなみに東浩紀の師匠的存在でもあります ...

哲学の本まとめ記事

難しすぎる哲学書で打線を組んでみました。僕が読んだことのある本だけが候補です。

ついでに言っておくと、ハイデガーの『存在と時間』は入っていません。つまり、スタメンに抜擢されている哲学書はすべてハイデガーより難しいと考えてオ ...

哲学の本

柄谷行人でおすすめしたい本に、『ダイアローグ』シリーズがあります。柄谷が過去に行った対談を集めた本で、第三文明社から発売されていたもの。

全部で5巻あります(僕がもっているのは第4巻まで)。

僕は作家や学者の対 ...

哲学の本

柄谷行人の『差異としての場所』(講談社学術文庫)を読みました。

『隠喩としての建築』と『批評とポストモダン』を合成した本です。残念ながら現在では絶版になっている模様。

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僕は『隠喩としての建築』はもっている ...

哲学の本まとめ記事

20世紀最大の哲学者といわれるマルティン・ハイデガー。彼の主著といえば『存在と時間』。邦訳が何種類も出ています。

しかしハイデガーという稀代の書き手を『存在と時間』だけで済ませてしまうのはもったいない。彼には面白い作品がほ ...

哲学の本

ノルウェーの哲学者ラース・スヴェンセンが書いた『退屈の小さな哲学』(集英社新書)を読みました。

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國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』でも取り上げられていた本です。僕はそこで興味をもちました。

現在では手に入り ...