なぜグーグル検索は劣化したのか【たぶん理由はこの2つ】

2020年1月1日

グーグル検索

最近、グーグルで検索した結果うんざりする気分になることが増えました。

浅い情報しかのってない大手サイトが上位を独占したり、誰にも刺さらないようなセールスマントークばかりを聞かされたり。

なんというか、役所の窓口でぞんざいに扱われているような感覚。

なぜこうなったのか?

大きくわけて2つの理由があると考えます。

 

共感の欠如

1つ目の理由として、すべての検索が問題解決のアルゴリズムで処理されているからという点が考えられます。その結果、共感のアルゴリズムが軽視されているのです。

たとえば「仕事 やめたい」でググったとしましょう。多くの場合、ユーザーは自分と同じような境遇の仲間を見つけたいと望んでいます。押しつぶされそうな苦悩を少しでも和らげようとしているわけですね。つまり共感を求めている。

しかし今のグーグル検索では「仕事 やめたい」は問題解決のアルゴリズムで処理されます。その結果「仕事をやめたくなったときの解決法」みたいなサイトが表示される。

聞きたくもない正論を聞かされる羽目になり、ストレス倍増というわけです。しかも無味乾燥で個性のない文体。明らかにユーザーのことをどうでもいいと思ってそう。

共感のアルゴリズムが欠如していることが問題です

 

公式サイトを重視しすぎ

もう一つの問題は、公式サイトを重視しすぎなこと。その結果、良質な個人サイトが埋もれてしまい、個性のない検索結果になっています。

たとえばゲームを例に取ってみましょう。

一方に、めちゃくちゃゲームに詳しくて腕も確かなゲーマーのブログがあったとします。内容も奥深く、読んでいて楽しい。

その一方で、ファミ通の公式サイトがあったとします(ファミ通を例に出すことに深い意味はありません)。そしてゲーム情報の掘り下げがいまいちで、ちらほらと誤った情報も散見される状態だったとする。

さて、どちらがグーグルから評価されるか?

現在のグーグル検索では、ファミ通のサイトが上位表示されます。しかも似たような大手サイトが複数存在しており、検索結果の1ページ目を独占しています。

スマホで表示させた場合、下の方にある「もっと見る」ボタンを押してみても、なお個人の良質ブログなどは表示されない。

公式サイトを重用しすぎた結果、検索結果から個性と深みが失われているのです。

 

アフィリエイトのせい?

グーグル検索がつまらなくなった原因として、アフィリエイトサイトの存在がよく指摘されます。広告で儲けることばかりを考えているアフィリエイターが、ライターを大量に雇って片切型の文章を書かせ、上位表示を独占しているのがいけないと。

しかしこれは問題の表層にすぎないと思います。アフィリエイターはグーグルに評価されるサイトを作っているだけなのですから。

雇われているライターもたいていは「われながら無味乾燥でひどい駄文だな」と思いながら書いています。しかしグーグルに評価されるライティング形式というものがあって、それに従うとああいう片切型のページになってしまうのです。

グーグルがアルゴリズムを変えれば、アフィリエイターもサイトの趣を変えると思います。問題の根幹はあくまでもグーグルの側にあり、アフィリエイターはその影にすぎません。

 

グーグル検索が復活する日は来るか?

繰り返すと、グーグル検索の劣化の原因として、共感アルゴリズムの欠如と、公式サイトの過度の重用という二つを指摘できると思います。

このままだとどんどん人が離れて、グーグル検索自体が下火になっていく可能性もあるのではないか?ネット上から作家性が消え、どんどん即物的な場所に変貌していきそう。

さすがに天下のグーグルがこの傾向を放置しておくことはないと思いたいですね。

雑記

Posted by chaco