Sekiroはダクソより難しいのか?【セキロはガン盾QTEゲー】

2021年1月30日ゲーム

フロム・ソフトウェアの戦国死にゲーSekiro(以下セキロ)をクリアしたので、レビューしておきます。

このソフトはその難しさで有名です。実際のところ、セキロは難しいのか?

結論からいえば、非常に難しいです。たとえば僕はソウルシリーズ最難関といわれるアプデ前のダクソ2を50数回の死亡回数でクリアしていますが(ダクソ2は拠点で死亡回数が確認できる)、このセキロではおそらく250回は死んでいます。

単純計算すれば、ソウルシリーズの少なくとも5倍は難しいといえるでしょう。

 

ただ単純比較が難しいところもあって、それというのも、セキロというゲームは普通のアクションゲームとちょっと作りが違うのです。

セキロはガン盾QTEゲーなのです。どういうことか?

セキロはガン盾QTEゲーである

ガン盾QTEゲーとはどういうことか。ガン盾要素とQTE要素にわけて、それぞれ説明します。

 

セキロはガン盾ゲーである

このセキロというゲーム、普通に切りかかってもほぼすべてガードされてしまい、ダメージが通りません。ではどうするか?

パリィ(ジャストガード)を決めて、カウンターで致命の一撃を叩き込む必要があります。

注意すべきは、パリィを何度も決める必要があるところ。ソウルシリーズやブラッドボーンは一度のパリィで致命の一撃が入りましたよね。

しかしセキロには体幹ゲージなるものがあって、パリィを複数回決めてこのゲージを満タンにしないと致命の一撃が入らないのです。

要するにパリィを複数回要求するシステムになったわけですね。

 

これだけ聞くと無理ゲーに思えますが、実際にはそうでもありません。なぜならセキロはガン盾ゲーだからです。

ガン盾というのはソウルシリーズ用語で、盾を構えてひたすら防御主体で立ち回ることをいいます。

そしてこのガン盾とパリィを両立できるのがセキロの特徴です。

セキロは敵とガン盾で対峙し、相手が振りかぶった瞬間だけL1ボタンを連打してパリィを狙うゲームです。

 

ブラッドボーンですと、パリィに失敗するとダメージを受けてしまいますよね。ブラボと同じ要領でパリィしようとすると、セキロはただの無理ゲーになってしまいます。

実際には、L1ボタンを押しっぱなしにしたままガン盾で敵の攻撃を待ちます。そして敵が振りかぶった瞬間にだけL1ボタンを連打する。

こうするとパリィに失敗してもガードが発動するので、ダメージは受けません。

これがガン盾パリィゲーたるゆえんです。

 

ブラッドボーンに比べたらだいぶ緩い仕様だといえるでしょう。ソウルシリーズをパリィ主体で立ち回れる人なら、そうとう温く感じるはず。

 

セキロはQTEゲーである

ガン盾パリィと聞くとヌルゲーに思えますが、ここからがセキロの厄介なところなのです。

実はガードですべての攻撃を防げるわけではないのです。そこそこの頻度で、敵はガード不可能の危険攻撃を仕掛けてきます。その瞬間、画面に「危」の文字が出現します。

画面に「危」の文字が出現した瞬間、プレイヤーは以下の3つの行動のうち正しいものを選択しなくてはいけません。

1 突き攻撃には○ボタン連打で見切り
2 下段攻撃には×ボタンでジャンプ回避
3 つかみ攻撃には方向キーと○もしくは×で回避

 

「危」の文字が出現したら、敵の動きから突きか下段かつかみかを判定し、正しいボタンを押して回避する必要があるということ。

これは要するに、QTEの一種なのですね。

QTEというのは、画面にボタンのマークが出現して、瞬発的にそのボタンを押すことでクリアとなるシステムのこと。バイオハザードとかでやったことある人も多いのではないでしょうか?

 

ただしセキロの場合はこのQTEをさらに難しくしています。ふつうのQTEでしたら、突き攻撃のときは○が、下段攻撃のときには×が画面に表示されますよね。そして瞬間的にそのボタンを押せば攻撃を回避できる。

しかしセキロの場合、いずれの攻撃でも「危」の文字しか出ないのです。敵の動きから、3択のうちどれが正解かを瞬時に判断する必要がある。

これがものすごく難しい。セキロというゲームの難しさはここにあります。これができるかどうか、だけです。

敵と真正面から向き合い、ガン盾パリィで攻撃をガードしつつ、QTEを決めていく。例外はありますが、基本的にはこれがセキロの立ち回りです。

 

実際にプレイしてみるとわかりますが、ふつうのアクションゲームと感覚が違うんですよね。ソウルシリーズなどとはほぼ別ゲーです。

ソウルシリーズの名人でもセキロを投げ出すパターンがありますが、それはこのゲーム性の違いに起因しているといえるでしょう。

 

逆にいうと、アクションゲームが苦手でもセキロはできたというパターンもあります。

実際、モンハンが苦手な実況者がセキロでは堂々とした動きでクリアしていたり、ダークソウルで心折れた人がセキロをクリアしていたりします。これもやはり、要求される能力が微妙に異なるゆえでしょう。

反射神経が良い人、たとえば格ゲーとかパワプロの打撃とかが得意な人は、たぶんセキロやっても上手いです。

 

フロムの死にゲー入門にはダクソ3がおすすめ

フロムの死にゲーはデモンズソウルからはじまって、セキロまでぜんぶで6作あります。

デモンズソウル
ダークソウル
ダークソウル2
ブラッドボーン
ダークソウル3
セキロ

セキロ以外はRPG的なレベル上げやオンラインでのマルチプレイがあります。

入門におすすめなのはダークソウル3。難しすぎるということもなく(他のゲームを基準にすれば難しいですが)、完成度も高いです。

いちばんバランスのいい神ゲーはデモンズソウルなのですが、これはPS3でしかプレイできないうえに、オンラインがサービス終了しているんですよね。

ゆえに、どれか一作やってみたいという人にはダクソ3をおすすめしておきます。