バフチン『ドストエフスキーの詩学』ポリフォニー小説とは何か
ドストエフスキーが駆使する芸術上の技法には、彼以前には見られなかった革命的な形式が使われている。
こう主張したのはロシアの批評家ミハイル・バフチンでした。
そして彼がドストエフスキーの芸術技法の解明に取り組んだ ...
佐藤優『読書の技法』速読は熟読する本を選ぶために行う
元外交官にして作家の佐藤優。
彼は月に300冊の本を読むといいます。
いったいどうやって、その異常な読書量を達成しているのでしょうか?
その奥義をわかりやすく解説してくれるのがこの『読書の技法』。
スピーキング重視の英語勉強法 青谷正妥『英語学習論』
青谷正妥『英語学習論 スピーキングと総合力』を読みました。
京都大学の名物教授(そうとうな変人らしい)といわれる青谷正妥による、英語学習論です。知る人ぞ知る名著。
青谷は理学博士にして教育学博士でもあるという凄 ...
『罪と罰』ドストエフスキーを英語で読む
ドストエフスキーのCrime and Punishmentを読みました。『罪と罰』の英訳版です。
『罪と罰』を読むのはこれで3回目か4回目。英訳バージョンで読むのは2回目です。
僕がもってるバージョンはRich ...
哲学史の隠れた名著 リーゼンフーバー『西洋古代・中世哲学史』
古代から中世にかけての西洋哲学史を、おそろしい密度と簡潔さでまとめあげた良書がこれ。クラウス・リーゼンフーバーの『西洋古代・中世哲学史』(平凡社ライブラリー)です。
長いこと積ん読されていましたが、ラッセルのHistory ...
なぜFF7は神ゲーと評価されるのか【たぶん理由はこの7つ】
スクウェアソフトから1997年に発売されたファイナルファンタジー7(以下FF7と略称)というゲーム。
これが日本でも海外でも異様に人気があります。
今より海外市場がずっと小さかった90年代に、1000万本以上の ...
中公新書ならこれを読んでおけ【おすすめの名作11冊】
一口に新書といっても、その内容はピンからキリまであります。易しいものから、やたら高度なものまで。
そして新書のなかでもっとも敷居の高い存在が中公新書です。
ザ・硬派みたいな存在。そのぶんクオリティは高く、読んで ...
ステイントン・モーゼスの『霊訓』を読んでみた【三大霊訓の一つ】
スピリチュアリズムのバイブルとも呼ばれる名著、ステイントン・モーゼズの『霊訓』。
世界三大霊訓の一つとしても名が挙がります。
モーゼズ(1839-1892)はイギリスの超大物スピリチュアリスト。かのSPRの創設 ...
なぜ人生は苦しみに満ちているのか?ウォルシュ『神との対話』
ニール・ドナルド・ウォルシュの『神との対話』。
ニールが神と対話した内容を記録したベストセラーです。
1992年、人生に挫折したニールが、神に向かって抗議の文章を書くと、それに対して神から返答がありました。具体 ...
哲学史の名著はこれ【入門者~中級者におすすめ10冊】
哲学の入門者には、最初に哲学史の本を読むことをおすすめします。
まず全体の流れを見渡して、それから個別の分野に入っていく。そうすると理解がスムーズになる。どの分野の勉強でもよくこう言われますよね。
哲学でもそれ ...