リベラリズムをざっくり解説【古典的自由主義から現代のリベラルまで】
今日、リベラルとかリベラリズムという言葉を耳にする機会って、けっこう多いですよね。
しかし、その言葉の意味を説明してくれと言われたら、99パーセントの人が白旗をあげると思います。
そのぐらい複雑な意味の単語にな ...
プラグマティズムの全体像をわかりやすく解説【19世紀~21世紀】
プラグマティズムは、「真理とは何か」という哲学の最古にして最大の問いを、根本から問い直してきた思想です。
理性や本質ではなく、経験と実践を基準に思考を測るこの哲学は、プラトン以来の西洋哲学の構図を静かに、しかし決定的に転倒 ...
エマーソンというアメリカ哲学の根源【全体像を解説】
ラルフ・ウォルドー・エマーソンは、よく「思想家」や「文学者」として紹介されます。
しかし、今日の英語圏において彼は、単なる随筆家や詩人ではなく、アメリカ哲学そのものの源流として位置づけられています。
プラグマテ ...
イギリス経験論の全体像を解説【ロック・バークリー・ヒューム】
私たちは、見て、聞いて、触れることで世界を知っていく。
こうした「常識的」な感覚は、西洋哲学においては決して当たり前の前提ではありませんでした。プラトン以来の哲学の主流は、むしろ数学をモデルにして、理性のはたらきだけで世界 ...
ヒューム哲学の全体像をわかりやすく解説【経験論の極限】
デイヴィッド・ヒュームは、たいてい「経験論の哲学者」として紹介され、それで済まされてしまいます。
しかし彼の仕事は、認識論にとどまりません。
政治、経済、歴史といった領域にまで射程を広げ、人間とはどのような存在 ...
なぜライプニッツは千年に一人の天才なのか【モナド・可能世界・普遍記号】
哲学史には多くの天才が登場しますが、その中でもライプニッツは特異な位置を占めています。
哲学者の坂部恵は、どこかで「カントは百年に一人の天才だが、ライプニッツは千年に一人の天才だ」と述べていました。この言葉は、誇張ともいえ ...
なぜショーペンハウアーは哲学史の「異端」であり続けるのか【全体像を解説】
ショーペンハウアーは、哲学史においてしばしば「異端」と呼ばれてきました。
体系を築きながらも大学哲学の主流からは距離を置き、進歩や理性への楽観ではなく、世界の根底にある盲目的な「意志」を見据えた思想家です。
そ ...
中国哲学の入門におすすめの本10冊【古代から現代まで】
日本に多大な影響を与えてきたにもかかわらず、それを知ろうと思うと、案外その手立てが不足している中国哲学。
どうやって入門したらいいのか?
この記事では、僕が読んだことのある本のなかから、中国哲学入門に最適な良書 ...
プラトンを読むならこの本がおすすめ【名作から入門書まで紹介】
20世紀英国を代表する哲学者兼数学者のホワイトヘッドは、「西洋哲学の全体はプラトンへの長い注釈にすぎない」といいました。
長い歴史のなかで色んな哲学が登場したけれども、それらはすべてプラトンのなかに可能性として含まれていた ...
西田幾多郎に入門するならこの本【解説書から伝記まで】
日本の哲学史上、最初にして最強の哲学者、西田幾多郎(1870-1945)。
日本の哲学といえば西洋哲学の本を読んでそれをネタに評論するのがほとんど(それはそれでおもしろいのですが)。
オリジナルの思想はなかなか ...