哲学の本まとめ記事

20世紀英国を代表する哲学者兼数学者のホワイトヘッドは、「西洋哲学の全体はプラトンへの長い注釈にすぎない」といいました。

長い歴史のなかで色んな哲学が登場したけれども、それらはすべてプラトンのなかに可能性として含まれていた ...

哲学の本まとめ記事

日本の哲学史上、最初にして最強の哲学者、西田幾多郎(1870-1945)。

日本の哲学といえば西洋哲学の本を読んでそれをネタに評論するのがほとんど(それはそれでおもしろいのですが)。

オリジナルの思想はなかなか ...

哲学の本

ヘーゲル哲学のコアには実は宗教論があって、それが彼の論理学にも歴史哲学にも社会哲学にも影響を与えています。

ではヘーゲルにとって宗教とはなんだったのでしょうか?

一言でいえば「神が自分自身について知る方法のひと ...

哲学の本

クワインといえば、20世紀アメリカを代表する哲学者のひとりにしてネオプラグマティズムの旗手。

しかし日本人からすると馴染みが薄く、なにがどうすごいのかよくわからない人でもあります。

野家啓一『科学哲学への招待』 ...

哲学の本まとめ記事

わかりやすいニーチェ入門書はどれか?

ニーチェ論の名著といえば何がある?

ニーチェ本人の著作はどれが読みやすく入りやすい?『ツァラトゥストラ』を読むならどの訳にするべきか?

以下、順番に解説したいと ...

哲学の本

ドゥルーズは20世紀フランスの哲学者。

俗に言うフランス現代思想の例に漏れず、異様に難しい本を書くことで知られます。デリダよりはマシですが、ハイデガーよりは明らかに難しい感じ。

河出文庫にドゥルーズの著作が続々 ...

哲学の本

19世紀ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー。

独自のペシミズム(悲観主義)で有名。ニーチェやフロイトを通じて現代にも甚大な影響を与える人物です。

主著は『意志と表象としての世界』。久方ぶりに中公クラ ...

哲学の本

ウィトゲンシュタインを扱った書籍は山ほど出ていますが、そのなかに『ウィトゲンシュタインのウィーン』(平凡社ライブラリー)という一風変わった有名な本があります。

ウィトゲンシュタインの哲学を、彼が生まれ育った地(ウィーン)に ...

哲学の本まとめ記事

20世紀には最大の哲学者と言われる人物がふたりいますが、そのうちの一人がウィーン生まれの天才ウィトゲンシュタインであり、現代の哲学にも大きな影響を与え続けています。

彼の著作は前期と後期でスタイルがガラッと変わり、それぞれ ...

哲学の本

哲学の本がやたら難しいことは誰しもが知っています。

僕が思うに、中期以降のウィトゲンシュタインの文章は哲学独自の難解さがもっともわかりやすく出ているのではないでしょうか?

文章は普通の語彙ばかりなのに、何を言っ ...