シェイクスピアの『マクベス』はどう読まれてきたか【解釈の歴史】
シェイクスピア悲劇の最高傑作候補『マクベス』。
本作は、一見すると野心に駆られた男が破滅する単純な悲劇のようにも見えます。しかし、この作品は時代ごとにまったく異なる姿へと解釈されてきました。
道徳劇、政治劇、心 ...
シェイクスピアのリア王はどう読まれてきたか【解釈の歴史】
シェイクスピア四大悲劇の一角にして、最高傑作候補にも名前が挙がる『リア王』。
善人が救われず、悪が必ずしも罰されないこの作品は、時に「暗すぎる悲劇」として拒絶され、時に「人類最高の悲劇」として称賛されてきました。
『世界の十大小説』モームが選ぶ世界文学ベストテン
サマセット・モームの『世界の十大小説』(岩波文庫)を読みました。
自身も高名な小説家であるモームが、世界の小説からベストテンを選出し論じるという面白い本。
リンクモームが選んだ10冊は以下の通り。
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海外文学ならこれを読んでおけ【おすすめ名作13冊】
海外の小説はどれを読んだらいいのでしょうか?
僕は日本文学よりも世界文学のほうが肌に合うらしく、読んだ冊数も海外作品のほうがずっと多いと思います。たぶん500冊ぐらいは読んでるんじゃないかと。
英語の勉強もかね ...
最強のドストエフスキー論 バフチン『ドストエフスキーの詩学』
ドストエフスキーを論じた作品は数ありますが、そのなかでも最強の存在感を放っているのが、ロシアの批評家ミハイル・バフチンによる『ドストエフスキーの詩学』(ちくま学芸文庫)です。
ドストエフスキーは、よくその思想的な深さが着目 ...
『罪と罰』ドストエフスキーを英語で読む
ドストエフスキーのCrime and Punishmentを読みました。『罪と罰』の英訳版です。
『罪と罰』を読むのはこれで3回目か4回目。英訳バージョンで読むのは2回目です。
僕がもってるバージョンはRich ...
なぜドスト作品は明るいのか ベルジャーエフ『ドストエフスキーの世界観』
ドストエフスキー論のなかで最強の作品はなんでしょうか?
僕は日本なら森有正の『ドストエーフスキー覚書』(ちくま学芸文庫)、海外ならベルジャーエフの『ドストエフスキーの世界観』だと思ってます。
ベルジャーエフは2 ...
ドストエフスキーの伝記ならグロスマンの『ドストエフスキイ』
加賀乙彦の『小説家が読むドストエフスキー』(集英社新書)を読んでいたら、ドストエフスキーの伝記ならこれがいちばん良いといってグロスマンの『ドストエフスキイ』(筑摩書房)が紹介されていました。
絶版で手に入りにくいのですが、 ...
『魔性の子』はどのタイミングで読むべきか?【十二国記を読む順番】
小野不由美の『魔性の子』(新潮文庫)を読みました。
読むのは7年ぶり。これで3回目です。もっとちびちび読みすすめる予定でしたが、読み始めてみるとやはり引き込まれ、後半の200ページは一気読み。
リンクこの本、十 ...
『白夜』初期ドストエフスキーの隠れた名作
ドストエフスキー初期の隠れた名作『白夜』。
ドストエフスキー再読プロジェクトの一環として、光文社古典新訳文庫バージョンを読み返しました。
光文社古典新訳文庫版は他にも重要な文章が収められているので、読むならこの ...