ヘーゲルの宗教哲学をざっくり解説『宗教哲学講義』
ヘーゲル哲学のコアには実は宗教論があって、それが彼の論理学にも歴史哲学にも社会哲学にも影響を与えています。
ではヘーゲルにとって宗教とはなんだったのでしょうか?
一言でいえば「神が自分自身について知る方法のひと ...
クワインの科学哲学をわかりやすく解説【ネオプラグマティズムへ】
クワインといえば、20世紀アメリカを代表する哲学者のひとりにしてネオプラグマティズムの旗手。
しかし日本人からすると馴染みが薄く、なにがどうすごいのかよくわからない人でもあります。
野家啓一『科学哲学への招待』 ...
ニーチェ入門にはこの6冊がおすすめ【解説書から本人の著作まで】
わかりやすいニーチェ入門書はどれか?
ニーチェ論の名著といえば何がある?
ニーチェ本人の著作はどれが読みやすく入りやすい?『ツァラトゥストラ』を読むならどの訳にするべきか?
以下、順番に解説したいと ...
ドゥルーズの哲学をわかりやすく解説【超越論的経験論へ】
ドゥルーズは20世紀フランスの哲学者。
俗に言うフランス現代思想の例に漏れず、異様に難しい本を書くことで知られます。デリダよりはマシですが、ハイデガーよりは明らかに難しい感じ。
河出文庫にドゥルーズの著作が続々 ...
ショーペンハウアーの哲学をざっくり解説【意志と表象としての世界】
19世紀ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー。
独自のペシミズム(悲観主義)で有名。ニーチェやフロイトを通じて現代にも甚大な影響を与える人物です。
主著は『意志と表象としての世界』。久方ぶりに中公クラ ...
ウィトゲンシュタインに入門するならこの本【おすすめ5冊】
20世紀には最大の哲学者と言われる人物がふたりいますが、そのうちの一人がウィーン生まれの天才ウィトゲンシュタインであり、現代の哲学にも大きな影響を与え続けています。
彼の著作は前期と後期でスタイルがガラッと変わり、それぞれ ...
論理実証主義とは何だったのか【全体像を解説】
20世紀の哲学史において、論理実証主義は短い期間に強烈な存在感を放った思想運動でした。
形而上学を退け、意味と知識を科学的に厳密化しようとするその試みは、ウィーンからアメリカへと広がり、一時は「正しい哲学」の標準となります ...
フレーゲの論理学は何が凄かったのか【ざっくり解説】
アリストテレスから2000年以上、論理学はほとんど同じ形のまま使われ続けてきました。
その停滞を一気に終わらせたのが、19世紀末に現れたフレーゲです。
彼は論理を「思考の訓練」から「厳密な形式言語」へと変え、数 ...
語りえぬものは2種類ある 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』
ウィトゲンシュタインの入門書でもっともとっつきやすいのはどれか?
個人的には永井均の『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書)を挙げたいと思います。久々に読み返してみたらやっぱり面白い。
前期の『論理哲学論考』 ...
井筒俊彦とプロティノス『神秘哲学 ギリシアの部』
現代の東洋哲学を代表する天才といえば井筒俊彦。
そして彼のデビュー作が『神秘哲学』(岩波文庫)です。井筒といえばイスラム哲学の分野で有名ですが、彼が最初に取り上げたのは実はギリシア哲学でした。
ギリシア哲学のコ ...