文学の本

ドストエフスキーを英訳で読み返す予定だと先日言いましたが、その英訳バージョンがこれ。

The Brothers Karamazov(カラマーゾフの兄弟)、Crime and Punishment(罪と罰)、Demon(悪霊 ...

哲学の本

岩波ジュニア新書を代表する名作のひとつ『ヨーロッパ思想史』。

著者の岩田靖夫は古代ギリシア哲学を専門とする大物です。彼が10代の学生向けに書き下ろした新書がこの本。

岩波ジュニア新書といえば遅塚忠躬の『フランス ...

哲学の本

僕は哲学初心者のひとにいつも木田元の『反哲学史』をおすすめします。

しかしその次に読むべき中級者向けの哲学史はなにかと聞かれると、なかなかコレというものが思い浮かばないんですよね。

今回読んだ新田義弘『哲学の歴 ...

哲学の本まとめ記事

日本を代表する批評家(哲学者みたいなもの)、柄谷行人のおすすめ本を紹介します。

日本を代表するというよりも、突然変異的な個体と見なしたほうが適切かも。良い意味で日本から浮いた天才です。ちなみに東浩紀の師匠的存在でもあります ...

宗教の本

アラン・カルデック(1804-1869)は、19世紀のフランスで活動したスピリチュアリスト。スピリティズムの創始者として知られます。

代表作は『霊の書』、『霊媒の書』、『天国と地獄』など。『霊の書』は世界三大霊訓のひとつと ...

文学の本, 読書

ドストエフスキーの『死の家の記録』(新潮文庫)を読みました。

たぶんこれで3回目。いずれもこの新潮文庫バージョンで読んでいます。訳文の美しさがすばらしい。ただ、文字がページにぎっしりなのが短所か。目が疲れます。

リン ...

哲学の本まとめ記事

難しすぎる哲学書で打線を組んでみました。僕が読んだことのある本だけが候補です。

ついでに言っておくと、ハイデガーの『存在と時間』は入っていません。つまり、スタメンに抜擢されている哲学書はすべてハイデガーより難しいと考えてオ ...

読書まとめ記事, 洋書

今までに読んだ洋書のうち、いくつかの感想をまとめておきたいと思います。

この記事はフィクション編に続くノンフィクション編。

フィクション編の記事はこちら↓

エリン・メイヤー『異文化理解力』  おすすめ度9 ...

社会科学の本

長谷川宏の『丸山眞男をどう読むか』(講談社現代新書)を読みました。

長谷川宏はヘーゲルの翻訳で有名な人ですね。この本は手に入りにくくなっていますが、このあいだ古本屋でたまたまゲットしました。

本書を読むと長谷川 ...

宗教の本

立川武蔵『空の思想史』(講談社学術文庫)。けっこう長いこと積読状態にありましたが、ようやく読了。

仏教の「空」の概念を中心に据えて、インド、中国、チベット、日本の東洋思想を概観する本です。

大まかな流れをつかむ ...