文学の本ドストエフスキー

読書する猫

加賀乙彦の『小説家が読むドストエフスキー』(集英社新書)を読んでいたら、ドストエフスキーの伝記ならこれがいちばん良いといってグロスマンの『ドストエフスキイ』(筑摩書房)が紹介されていました。

絶版で手に入りにくいのですが、 ...

哲学の本

ライプニッツの似顔絵

ライプニッツといえば最後の万能人と呼ばれ、大天才として知られています。

ライプニッツの業績でいちばん僕たちに馴染み深いのは、数学の微分積分ですかね。あれを発明したのはライプニッツです。

厳密にはニュートンのほう ...

宗教の本

砂漠のラクダ

精神分析の創始者といえばフロイト。

彼がユダヤ教という宗教の起源について語った『モーセと一神教』という名著(迷著)があります。

長いこと積ん読してありましたが、読んでみたらこれが面白い。説得力があるかは微妙なと ...

文学の本

月と海

小野不由美の『魔性の子』(新潮文庫)を読みました。

読むのは7年ぶり。これで3回目です。もっとちびちび読みすすめる予定でしたが、読み始めてみるとやはり引き込まれ、後半の200ページは一気読み。

リンク

この本、十 ...

哲学の本ヘーゲル

本

柄谷行人の『帝国の構造』(青土社)を読みました。

久々に柄谷行人の頭の良さが炸裂している気がしました。『トランスクリティーク』以降の仕事では、この独特の切れ味があまり見られなかった印象があるんですよね。本作ではそれが復活し ...

自己啓発と仕事術の本

瞑想する女性

ヘイル・ドゥオスキンの『人生を変える一番シンプルな方法セドナメソッド』という世界的名著があります。

一言で内容をいうと、瞑想の技術を教えてくれる本です。今現在の感情を認識し、それを許す。すると精神が解放され、行動に踏み切る ...

文学の本ドストエフスキー

聖書

このあいだ読了した『21世紀ドストエフスキーがやってくる』に、亀山郁夫と加賀乙彦の対談が収録されていて、おもしろく読みました。

そのなかで亀山が加賀の『小説家が読むドストエフスキー』(集英社新書)をべた褒めしてたんですよね ...

読書良書まとめ記事

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こないだ2018年が終わったと思ったら、もう2019年も終わるようです。

ということで、2019年に読んだ本からトップ10を選んでみました。

2019年に読んだ本は、全部で180冊。そのうち洋書は17冊でした。 ...

文学の本ドストエフスキー

冬の哲学の木

ドストエフスキー初期の隠れた名作『白夜』。

ドストエフスキー再読プロジェクトの一環として、光文社古典新訳文庫バージョンを読み返しました。

光文社古典新訳文庫版は他にも重要な文章が収められているので、読むならこの ...

哲学の本

瞑想する女性

「東洋哲学に興味が出てきたんだけど、どうやって入門すればいんだろう?」

このような疑問をもつ方には、まずインドと中国と日本の哲学史をざっくり把握してみることをオススメします。

哲学というものは思想家同士の対話で ...