講談社現代新書ならこれを読んでおけ【おすすめの名作12冊】
講談社現代新書といえば新書界における四天王の一角と(僕によって)呼ばれています。
岩波新書、中公新書、ちくま新書、そして講談社現代新書ですね。新書で知識をつけたいなら、まずこのあたりから選んでおけば間違いなし。
カントの『判断力批判』をわかりやすく解説【純粋理性批判と実践理性批判の接続】
カントの三批判書といえば『純粋理性批判』、『実践理性批判』、そして『判断力批判』です。
『純粋理性批判』と『実践理性批判』はある程度どういう話をしているのかつかめても、『判断力批判』になると何をやっているのかさえよくわから ...
ロヴェッリ『すごい物理学講義』ループ量子重力理論に入門
相対性理論と量子力学をいかに統合するか?
これを試みる量子重力理論のうち、最有力の一つと見なされているのがループ理論です。
『すごい物理学講義』(河出文庫)はそのループ理論研究の第一人者カルロ・ロヴェッリが一般 ...
木田元『反哲学史』プラトンは何故イデア論を自己批判したのか?
日本を代表するハイデガー研究者の木田元。
彼が西洋哲学史をコンパクトにまとめた名著が『反哲学史』(講談社学術文庫)です。
リンク哲学は本当に普遍的なものなのか?むしろ西洋というローカルな時代と場所で成立したロー ...
新書でカントを理解したいならこれ『カント入門』
石川文康『カント入門』(ちくま新書)を再読しました。
貴重な新書形態でのカント入門書です。
リンク内容はかなり難しいです。これを一冊目に読むのは厳しいんじゃないかと思う。
以前も言ったように黒崎政男 ...
最高にわかりやすい『カント「純粋理性批判」入門』
西洋哲学の巨人カント。その文章の難しさでも世界最凶クラスです。わかりやすい解説書はないものか?
僕が知る限りでもっともわかりやすいカント入門書は、黒崎政男の『カント「純粋理性批判」入門』(講談社選書メチエ)です。今回久しぶ ...
カントの『純粋理性批判』に入門するにはこの本【おすすめ5冊】
18世紀ドイツの大哲学者イマヌエル・カント。
「すべての哲学はカントに流れ込み、すべての哲学はカントから流れ出す」と言われるように、哲学を学ぶのなら避けては通れない存在です。
カントの主著といえば『純粋理性批判 ...
『世界システム論講義』ウォーラーステイン入門にはこれ
川北稔の『世界システム論講義 ヨーロッパと近代世界』(ちくま学芸文庫)を再読しました。
ウォーラーステインの世界システム理論を用いて近代以降の世界史を振り返る本。
目からウロコの体験をもたらしてくれる良書であり ...
専門書や洋書はブックオフに売っちゃダメ【おすすめ処分方法はこの4つ】
値段が高く、サイズが巨大な専門書。あるいは洋書。
これらの本が不要になったらどうやって処分すればいいのでしょうか?
無造作に捨ててしまうのはもったいないです。むしろ以下の手段を検討するのがおすすめ。
ロバート・ベラー『徳川時代の宗教』日本教と資本主義
ロバート・ベラーの『徳川時代の宗教』(岩波文庫)を読みました。中古本屋でたまたま手に入れた名著です。
ベラーは20世紀アメリカの社会学者で、あのタルコット・パーソンズの教え子でもあります。
本書でもパーソンズの ...