ロマン主義が退屈を生んだ スヴェンセン『退屈の小さな哲学』
ノルウェーの哲学者ラース・スヴェンセンが書いた『退屈の小さな哲学』(集英社新書)を読みました。
リンク國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』でも取り上げられていた本です。僕はそこで興味をもちました。
現在では手に入り ...
ディケンズ『骨董屋』ちくま文庫版は訳が読みにくい
19世紀イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの名作『骨董屋』。
ドストエフスキーの『虐げられた者たち』など、本書から影響を受けた作品も多いといいます。
主人公の少女ネルとその祖父のふたりが、悪徳高利貸しのクウィ ...
文章力をつけるための本8選【作文術からレポート構成まで】
「文章を書くのが苦手。書き出すまでに時間がかかるし、書き終えるにはもっと時間がかかる。ましてや数千文字の長文を書くなんて論外」
このような悩みをお持ちの方のために、おすすめの文章術の本を紹介します。
僕も学生時 ...
本を1冊ずつ読むことのデメリット【読書は複数冊の並行読みが基本です】
本を読む時、1冊だけを集中して読む人と、複数冊を同時並行で読み進める人がいますよね。
どっちの読み方が効果的なのでしょうか?
実は、複数冊を同時に読んでいく方法が正解です。
なぜか?1冊だけに絞ると ...
経済の独学におすすめの本14冊【経済学から投資、会計、金融まで】
「経済の知識を身につけたい。どうやって勉強するのが効率的なんだろう?」
このような疑問を持つ人に向けて、おすすめの本を紹介します。
経済分野は一般読者向けの良質なテキストが揃っていますから、買う本さえ間違えなけ ...
ソフィストとソクラテスの違いとは何か?山川偉也『古代ギリシアの思想』【解説】
山川偉也の『古代ギリシアの思想』(講談社学術文庫)をようやく読みました。かれこれ10年くらいは積読されていたんじゃないだろうか?
バートランド・ラッセルのThe History of Western Philosophyを ...
ヘーゲルの精神現象学が難しすぎる件【入門におすすめの本はこれ】
西洋哲学の最難関といわれる哲学者が、19世紀ドイツのヘーゲルです。
実際彼のテクストは常軌を逸しており、その難解さはたとえばハイデガーなどとは比べ物になりません。
僕はヘーゲルの『精神現象学』をまともに通読でき ...
西洋哲学の祖はソクラテスかそれともピタゴラスか?
西洋哲学の祖といえば、ソクラテスの名が挙がるのがふつうです。ソクラテスに始まり、プラトンがそれを継承し、アリストテレスが広域化させたと。
一方で、ピタゴラスこそが西洋哲学の祖なのだという意見も実はあります。ピタゴラスは宗教 ...
統合失調症は人間らしさの行き過ぎ『天才と分裂病の進化論』【書評】
太古の地上、一部の人類の脳内で生じた脂質の生化学的変化が、人間(ホモサピエンス)を誕生させた。
人間を人間たらしめたこの遺伝子的変異は、精神分裂病(以下、統合失調症)の生みの親でもあった。
いわば統合失調症者と ...
ユーモアのある作家といえば誰?【笑える本をおすすめします】
ユーモアを駆使できる作家って貴重ですよね。
知的で、上品で、ちょっと皮肉があって、読者をクスッと(場合によってはゲラゲラと)笑わせる才能。
このようなユーモアセンスを備えた作家といえば誰がいるのでしょうか?