世界文学最高傑作のひとつ ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』
19世紀イギリスを代表する文豪ディケンズの自伝的作品『デイヴィッド・コパフィールド』。
モームが世界十大小説のひとつに数える作品でもあります。
僕は最初に岩波文庫版で読み、とんでもなく面白かったのですぐに原書で ...
シェイクスピアと双璧を成す男 ミルトン『失楽園』
ミルトンの『失楽園』(パラダイスロスト)。
英国においてシェイクスピアと双璧をなすともいわれる詩人の最高傑作です。英文学を代表する一作でもあります。
反逆の大天使サタンと神との戦い、そしてその帰結としてのアダム ...
西洋文学史上最強の書 ダンテ『神曲(地獄篇・煉獄篇・天国篇)』
西暦2000年、ロンドンのTimes紙が、「過去1000年間の最高傑作はなにか」というアンケートを文芸批評家に問うたことがありました。
結果、ダンテの『神曲』が1位に選ばれました。日本人からすると正直あまりピンとこないとこ ...
シェイクスピアのおすすめ作品はこれ【代表作から隠れた名作まで】
劇作家かつ世界最大の詩人として知られるシェイクスピア。
彼の作品はすべて日本語に翻訳され、その多くを文庫で読むことができます。
シェイクスピアは僕がもっとも好きな作家のひとりで、その作品はほぼすべて読破し、主要 ...
ジョジョの小説はどれが面白いのか【まずはこの4冊】
週刊少年ジャンプが誇る人気漫画の一つ「ジョジョの奇妙な冒険」。
1987年に荒木飛呂彦によって開始された作品です。
現在でもシリーズは進行中(2005年からは媒体を少年ジャンプからウルトラジャンプに移行)。
小野不由美の十二国記を面白い順にランキングしてみた
小野不由美の超人気ファンタジー「十二国記」。
1991年に第一作が発売され、途中10年以上のブランクを挟みながらもシリーズは継続、2021年の現在でも多大な人気を誇るという異様なシリーズです。
僕は今までにシリ ...
ドストエフスキー論のおすすめ本はこれ【伝記から解説本まで7冊】
ドストエフスキーほど絶大な影響力をもつ文学者はまれですよね。
ですから他の文学者や思想家が彼に関して論じた書籍もまた星の数ほど出版されています。
伝記、評論、アカデミックな研究書、などなど。
ドスト ...
リルケの詩人論が美しすぎる『若き詩人への手紙』
久しぶりに詩人リルケの『若き詩人への手紙』(新潮文庫)を読み返しました。
文字通り、詩人志望の若者へ向けてリルケが書き送った書簡をまとめた本です。
全体としては正直あまり印象に残っていなかったのですが、今回の再 ...
トーマス・マン『ゲーテとトルストイ』自然vs精神
トーマス・マンの『ゲーテとトルストイ』(岩波文庫)を読了しました。
『トニオ・クレーゲル』や『魔の山』で知られるドイツの小説家マンがゲーテとトルストイをテーマに行った講演があるのですが、本書はその元となる文章です。 ...
コールリッジの『シェイクスピア論』詩人とは何者か
コールリッジの『シェイクスピア論』を読了。
英国ロマン派を代表する詩人コールリッジが、シェイクスピアについて語った講演録です。
かなりレアな本ですが、昨年中古屋でたまたま見つけました。ずっと積ん読状態でしたが、 ...