なぜ1990年代は楽しかったのか【革命的変化と不思議な浮遊感】
1990年代ってなんか凄かったですよね。
いいことばかりだったという意味ではなくて、独特の高揚感が社会全体に行き渡っていた気がします。
あれはなんだったのか?
その原因は、1990年代が異常な時代だ ...
【洋書】エックハルト・トール The Power of Now【書評】
現代の伝道師エックハルト・トール。
彼のデビュー作がこのThe Power of Nowです。
リンク身近にいる少数の読者のために書かれた本でしたが、時間が経つとともにあれよあれよと売れ始め、世界中でベストセラ ...
理論社会学の全体像を掴むにはコレ 大澤真幸『社会学史』【書評】
大澤真幸が社会学の通史を書きました。新書にもかかわらずページ数は約630ページ。常軌を逸した分量です。
社会学に興味のある人が、最初に読む本としておすすめです。
どの分野でもそうですが、まずは全体を把握すること ...
マックス・ウェーバーのプロ倫はマルクス批判の本【上部構造vs下部構造】
社会学者ウェーバーの代表作『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、通称プロ倫。
広く社会科学を代表する作品のひとつです。
リンクこの本がマルクスへの批判を目的として書かれたものだと知っていますか?
【洋書】認知行動療法のバイブル『いやな気分よさようなら』【解説】
認知行動療法のバイブルといえばデビッド・バーンズの『いやな気分よさようなら』。またしても再読してしまいました。
初めて読んだときはあの分厚い日本語バージョンでした(たしか2009年)。その後に原書を買い、それから原書で4回 ...
【洋書】『サピエンス全史』を英語で読んでみた【書評】
アマゾンでポチったSapiens A Brief History of Humankindが届きました。
日本でもベストセラーになった『サピエンス全史』の原書です。
日本版だと上下巻で3,000円以上するうえに ...
無料で洋書を読みまくる方法【このアプリが最強】
僕はよくスマホで洋書を読みます。
使っているアプリはOodles Books。
Oodles Booksを使えば、著作権の切れた英米文学の古典が無料で読み放題なのです。
使い方は簡単で、Oodles ...
柳田国男と島崎藤村 柄谷行人『世界史の実験』【書評】
柄谷行人の『世界史の実験』(岩波新書)を読みました。
柄谷は戦後日本を代表する文芸批評家ないし思想家で、アメリカやアジアにも多数の読者をもっています。
リンク本書の内容は柳田国男の再検討。
意外なこ ...
【洋書】自己肯定感を高めるには ルイーズ・ヘイ『ライフヒーリング』
ルイーズ・ヘイの名著You Can Heal Your Lifeをまたしても再読。これで3回目か。
132の国で発売され、合計5,000万部を超える売り上げを誇るモンスター本です。
自己肯定感を育むセルフ・アフ ...
【洋書】『恐怖の四季』スティーヴン・キングの英語は難しい
スティーヴン・キングのDifferent Seasons(邦題は『恐怖の四季』)を読んでみました。
4つの短編が収められた作品です。僕の目当ては3つめに収録されたThe Body。映画「スタンドバイミー」の原作です。