ダークサイダーズ3が神ゲーだった件【ソウルライク×ゼルダ】
ダークサイダーズ3という洋ゲーがあります。2018年にTHQが発売したアクションRPG。2019年9月のフリプにもなりました(フリプになるの早すぎない…?)
このダーサイ3、今回真剣にプレイしてみたところ、かなりの良ゲー。しかもどちらかというと神ゲー寄りの良ゲーなのです。
フリプになった直後に一度プレイしたのですが、その時は微妙としか思えなかったんですね。ムチみたいな武器をぶうんぶうん…。マップどこ行っていいのかわからない。速攻でアンインストールしました。
しかし今回、暇だったので1年ぶりにプレイ。クリアしてやるぞという気合を持ってプレイしたのですが、そうしたらハマったわけです。
フロムソフトウェアのソウルシリーズを意識したARPGです。洋ゲーなのにアクションの質が高い。動かしてるときの感触はソウルというより仁王、あるいはキングダムハーツぽいところすらあるかも?
いずれにせよ洋ゲーのアクションではトップクラスなんじゃないかと思います。びっくりしました。
以下、ダークサイダーズ3の良かったところと良くなかったところをピックアップしてみます。
Darksiders3の良かったところ
まずは良かったところから。
①アクションの質が高い
②武器の使い分けが楽しい
③特殊能力の使い分けが楽しい
④主人公や武器を成長させるのが楽しい
⑤難易度選択があり間口が広い
⑥マップがけっこう面白い
①アクションの質が高い
冒頭でも言ったように、アクションの質が高いです。洋ゲーってアクション部分は微妙なことが多いんですが、ダーサイ3は和ゲーやってるような感覚。
盾はなく、回避オンリーです。ジャスト回避すると画面が一瞬スローモーションになり、その時に攻撃ボタンを押すと高威力の回避カウンターが発動します。
この回避カウンターがわりと気持ちいい。ダクソのパリィみたいなシビアなタイミングは要求されず、イースのジャスト回避とかモンハンワールドの見切り切りぐらいの感覚です。
②武器の使い分けが楽しい
最初はムチしか使えず「なんだこのゲーム」と思いましたが、ボスを倒すごとに使える武器が増えていきます。
剣、槍、斧、ブーメランというふうに。それぞれに特徴があって、動かしてて楽しいです。武器の切り替えにいちいちメニューを開く必要はなく、ワンボタンで瞬時にできます。
③特殊能力の使い分けが楽しい
武器と同時に、ボスを倒すと特殊能力が拡張されていきます。炎モード、風モード、というふうに(それぞれのモードに剣や槍などの武器が対応している)
この特殊モードを切り替えると(いつでもワンボタンで可能、コストも無し)、二段ジャンプができるようになったり、空中を浮遊できるようになったり、水中を歩けるようになったりします。
こうしてマップ上の行ける範囲が広がっていくというわけです。
④主人公や武器を成長させるのが楽しい
育成システムはソウルシリーズと同じ。完全なるパクリです。いずれにせよRPG的な面白さがあります。
敵を倒すとソウルが手に入り、それと交換することでレベルを上げたり武器の素材を入手したりします。ただしソウルを渡す相手は火守女ではなく悪魔ですが。
鍛冶屋がいて、素材を使って武器を成長させるところも同じ。必要となる素材のレア度分けやその個数も同じです。
フレーム回避の無敵時間を伸ばしたり、そこらへんのオブジェクトを破壊することでソウルを入手できるようになったり、スキルの拡張もあります。
⑤難易度選択がある
このダークサイダーズ3、オプションで難易度の変更ができます。イージー、ノーマル、ハード、ベリーハードの4段階。ここは普通の死にゲーとまったく違うところで、間口が広いですね。
たぶんノーマルで普通の死にゲーと同じくらいの難易度。イージーだと死にゲーではなくキングダムハーツとかみたいなアクションRPGの感覚になります。ちなみに僕はイージーでプレイしました(小声)
難易度トロフィー解除のためには最初から最高難易度でやるのがもっとも効率的ですが、おそらく相当な苦行になるでしょう
⑥マップがそこそこ面白い
ソウルシリーズを真似たゲームってたいていマップが駄目なんですよね。退屈だったり、逆に迷路みたいでストレスしか感じなかったり。
後続作品をプレイすると、「本家ってマップの造形にセンスあったんだな」と気づくこと多いです。
その点、ダーサイ3はそのマップもけっこういけてます。単純すぎないし、複雑すぎることもない。進むべき方角をつねにマーカーで表示してくれますしね。
ファストトラベルできる地点も多めに用意されています。
Darksiders3の良くなかったところ
次に良くなかったと感じた点を挙げます。
①キャラがブサイク
②謎解き要素がめんどくさい
③ダッシュがL3押し込み
①キャラがブサイク
洋ゲーにありがちな弱点ですね。フォトリアルなグラではなく、ボーダーランズみたいにややアニメ調な点は非常に個性的で好印象なのですが、キャラはやはりブサイクです。
主人公はフューリーという名の女性なのですが、見た目といい性格といいかなり野性的な感じです。
これでキャラの見た目だけコードヴェインなら相当な神ゲーだったかもしれません。
②謎解きがめんどくさい
僕は謎解き要素が嫌いなタイプなんですが、このダークサイダーズ3では残念なことに謎解き要素がそこらじゅうで炸裂します。
ほんと考えるのがめんどくさいんですよね…。でもゼルダとか好きな人なら楽しめるとは思います。
「おついち」という有名な実況者がこのゲームの実況をしています。僕はその動画で堂々とカンニングしながらさっさと先に進みました。
③ダッシュがL3押し込み
FPSとかTPSでよくある操作性です。左スティックを押し込むことでダッシュするやつ。僕はこれコントローラ痛めそうで好きじゃないんですよね。
RPGでL3押し込みダッシュやらされるのはドラゴンズドグマ以来ですよ。これはけっこう不便でした。
まとめ
以上、ダークサイダーズ3の紹介でした。
控えめに言って85点はある良ゲー。個人的に洋ゲーのなかでも上位の作品になりました。スカイリムやボーダーランズ2がトップ層なんですが、それに次ぐエリアに君臨する感じですね。
アクションRPGが好きな人におすすめのソフトです。とくにソウルライクなゲームを探している人はぜひプレイしてみるべき。