モンハンライズが微妙な出来だった件【評価と感想】

2021年3月16日ゲーム

モンスターハンターRise(以下ライズと表記)の体験版をプレイしてみました。

基本的にはモンスターハンターワールドの仕様を引き継いでいます

アイテムのショートカットとか敵へのR3押し込みロックオンもできる。モンスターのなめらかな挙動もワールドのまま。武器のコンボもベースはワールドのボタン操作を踏襲しています。

やはり予想通り、モンハンはダブルクロスまでとワールド以降でわかれるんでしょうね。

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こうやって書くとワールドにハマった者らにとって期待通りの良ゲーだったように思えるんですが…

実際やってみるとなんか違うんですよね。

以下、良かったところと良くなかったところを挙げてみます。

良かったところ

まずは良かったところから。特に好印象だったのは以下の2点ですね。

・音楽が最高
・ボイスが楽しい

音楽が最高

まだ序盤の数曲だというのに、すでに神がかっています。SEKIROとファイナルファンタジーをかけ合わせたかのようなアレンジ。

正直モンハンで音楽に感動したの初めてです。これ最終的には相当なレベルになるんじゃないだろうか?

ボイスが楽しい

今回のモンハンは操作キャラがしゃべります。意外と違和感ない。

敵の大技を知らせてくれたりと実用性もあり。ハンターが「何かくるぞ!」みたいなこと言ったら納刀して緊急ダイブ、これでだいたいなんとかなったりします。これがあれば、たとえば歴戦王ネロミェールのダイブで一撃死する人も減ってただろうなと。

モンハンぽくないっちゃぽくないけど、これはこれで面白いと思います。




良くなかったところ

次に良くなかったところ。これがけっこうエグいのが問題です。

・斬ってる感がない
・妙にもっさりしてる
・マルチプレイでの描画の不安定さ

斬ってる感がない

ハンターの攻撃が軽すぎなんですよね。もはやハリセンで叩いてる感じ。理想は「ザシュッ、ズギャーン!」なんですが、現実は「ポコッ、バシッ」なんですよ。

これは相当きつい。斬ってる感の無さで批判されたといえばゴッドイーター3が思い浮かびますが、まさか重撃アクションで有名なモンハンがその後をたどるとは。

アイスボーンはシステムのクオリティがめちゃくちゃ低かった。でも基礎となるアクションは神がかってたんですよね(クラッチクロー周りの操作性は除く)。だから文句言いつつも1000時間やってしまいました。

しかしアクションの基礎がこういう感じだとプレイすること自体がきついですよ。製品版での改善はありえるんだろうか…?

妙にもっさりしてる

従来のもっさりターン制アクションから脱却し、普通のアクションゲームに近づいたモンハンワールド。事前情報を見る限り、ライズはそれをさらに洗練させたような印象を受けました。

しかし実際にプレイしてみると、案外もっさりしています。

思ったほどビュンビュン動き回れないとかのレベルじゃなくて、わりともっさりを極めている感じ。なんかワールドよりもっさりしてるような…?

ボタン入力の反応もいまいちな気がしてしょうがない。

ボタンを押して、その効果が反映されるまでのあいだにおかしなラグがあるような気がする。アクションがぎこちないというか。なんか奇妙な操作性です。

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これほんとにカプコンが作ってるんだろうか…。バンナムあたりに外注したと言われたほうがしっくりくる(バンナムに失礼な言い方)

死にゲーで例えると、ワールドやアイスボーンがダクソ3だとして、事前情報から期待していたライズはブラッドボーンなんですが、実際やってみるとコードヴェインなんですよ…

マルチプレイでの描画の不安定さ

マルチプレイするとヤムチャ視点不可避です。

グラフィックのせいなのか、何してるのかわからなくなる。少なくともワールドやアイスボーンでは起こらなかった現象です。

描画が安定していないせいか、とにかく違和感がマッハなんですよ。なんかこうコマ送りになるような。ちょっと見づらいとかの次元じゃなく、マルチプレイを楽しめなくなる領域に突入していると思う。

これはソフトじゃなくてスイッチ側の問題なのかもしれないですね。PC版が出るならここは簡単に解決するかもしれません。

とりあえずこれと操作感のクオリティがショックを受けるレベルでした。

 

PS4コントローラーを持っている人は変換アダプタを買ってDS4でプレイするのがいいかもしれないです。

これを使えばPS4のコントローラーでスイッチのソフトがプレイできるようになります。操作性がだいぶ改善する…かも?

 

携帯機モードでプレイしたほうがしっくりくる

Switchというハードは据え置きモードと携帯機モードを切り替えられるわけですが、テレビに映像を映すことのできる携帯機というのが実際のところです。

そしてこのモンハンライズも、携帯機モードのほうにチューニングしてあるような気がする。

音声にしても操作性にしても、携帯機モードでプレイするというほど違和感がないんですよね(ただし今度はスイッチ本体の操作性の悪さが問題になってくるかも)

要するにMHWP(モンスターハンターワールド・ポータブル)と捉えることもできるんですよねこのソフト。

だから携帯機でモンハンがやりたいという人には、オススメのソフトになりうるんじゃないかと思います。

据え置きのワールドと同じようなのを望むとほぼ確実にガッカリするかと。逆にワールド・ポータブルだと思えば楽しめる確率が大幅に上がると思います。

 

まとめ

正直、新世代モンハンの一発目がワールドでよかったなと。

ダブルクロスの次に出たのがアイスボーンやライズだったらモンハンは終わってた可能性ありますよ。

少なくとも世界で1600万本も売れる大物タイトルにはなってなかったと思う。その意味では、やはり持ってるIPだなという気もする。

関連:【モンハンアイスボーン】クラッチクローは削除すべき【感想】

ワールド2が出るなら、アイスボーンとライズはなかったことにして、もう一度ワールドに立ち戻りそれを進化させるのがいいんじゃないかと思う次第です。