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【聴き放題】オーディブルがコスパ最強のサブスクになってた件

2024年7月15日

オーディオブックを使った「聞く読書」が急速に拡大しているのをご存知でしょうか。

書籍の内容をプロのナレーターが朗読してくれたものをオーディオブックといい、聞く読書は耳から情報をインプットします。

必要な道具はスマホだけ。

これの効果が実はすごいです。オーディオブックだけで完結させてもいいですし、普通の読書と組み合わせて使うと相乗効果が発動します。

そして数あるオーディオブックサービスのなかでも特におすすめなのがAmazonのオーディブルです。2022年からサブスクに進化し圧倒的なコスパを誇るようになりました。30日間の無料体験があるのもでかすぎる。

以下、オーディブルを使った「聞く読書」のメリットおよび活用法を解説します。

オーディブルがコスパ最強のサブスクに進化した件

オーディブルはアマゾンが提供するオーディオブックサービス。

世界最強の会社のひとつが作ったサービスだけあって、オーディオブック界でもオーディブルの存在は際立っています。

このオーディブル、もともとは「買い切り」のサービスでした。普通に本を買うみたいに1冊、2冊とほしい本を購入していくやつですね。

ナレーターへの人件費が含まれるぶん、普通の書籍に比べると値段は高め。興味があっても手を出しにくいみたいな人は多かったと思います(自分もそうでした)。

しかしオーディブルは2022年に定額サブスクサービスへと進化します。月額1500円で約12万冊が聴き放題になったのです。

月に2冊以上のオーディオブックを利用する読書家からすれば、これは強力にすぎる改変。読書好きであればあるほど得をします。

しかもオーディブル会員になると、聴き放題の対象になっていないオーディオブックも30%オフの値段で買えます。

無料体験期間が30日間も用意されているのも太っ腹。

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オーディオブックのメリットはこの4つ

スマホとイヤホン

オーディオブックを利用した聞く読書の利点を確認しておきましょう。以下の4つが強力です。

・目が疲れない
・外出中に使えばインプット量が増える
・高速リスニングで頭がよくなる
・外国語の学習がはかどる

目が疲れない

聞く読書の最大のメリットは、目が疲れないということ。

10代~20代の若い人は「なんだそれ」と思うかもしれませんが、ある程度年を取ってくると、この眼精疲労が読書の最大の敵になります。

目が痛くなるとか、夜になると視界が霞んで文章が追えないとか。そこまでいかなくても目の疲れで読書のパフォーマンスが落ちるのは避けられないんですよね。

しかしオーディオブックならこれが回避できます。目と違って、話を聞きすぎて耳が疲れたなんて現象はないですよね。

だから聞く読書を取り入れると、無理をしなくてもインプット量を大幅に増やすことができるのです。

 

外出中に使えばインプット量が増える

二宮金次郎は外を歩きながらでも本を読んだそうですが、現代社会で同じことをしたら白い目で見られる確率が高いです。というか歩きスマホと同じでマナー違反かも。

しかしオーディオブックを使えばこの問題も解決します。

外を歩いている時間やレジなどに並んでいる待ち時間が、そのまま読書タイムに変化します。

こうして日常の何気ない時間に読書を忍び込ませることによって、1日あたりのインプット量を大幅に増やすことができるのです。

ちなみにWifi環境で事前にオーディオブックをダウンロードしておけば、オフラインで聞くこともできます。こうすれば外で利用する場合でも通信費の心配は無用です。

 

高速リスニングで頭がよくなる

Amazonのオーディブルにはいろいろなサポート機能がついていますが、なかでも強力なのが朗読スピード調節機能です。0.5倍速~3.5倍速の10段階からスピードを選べます。

おすすめなのは復習のさいに2倍速以上の高速リスニングをすること。

高速で流れてくる情報を脳が処理し、頭がよくなっていきます。

外国語学習でよく使われる技法ですが、日本語で同じことをしたってもちろん効果があります。

ただし未知の情報でこれをすると雑音として聞き流されてしまう可能性が高いので、復習のさいに使うのがいいと思います。

 

外国語の学習がはかどる

オーディブルには洋書も取り揃えてあります。というか洋書のほうが品揃えが豊富。

これを活用すれば外国語の学習をより効果的なものにできます。

第二言語習得研究によると、外国語学習でもっとも重要なのはインプットの量です。

オーディオブックを利用した耳からのインプットはこれを実現する強力な手段。

インプットというとリーディングをイメージしがちですが、リスニングもそれに劣らず重要なインプット源なんですよね。

すでに読み終わった洋書があれば、それを今度はオーディオブック版で聞いてみることをおすすめします。

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オーディオブックの効果をフルに引き出す活用術

積み上げられた洋書

では次にオーディオブックのおすすめ活用術について解説します。

・予習と復習に使って読書を深化させる
・ぶっつけ本番で普通に聞いて冊数を稼ぐ
・英語学習に応用してインプット量を爆上げする

予習と復習に使って読書を深化させる

もっともおすすめな方法がこれ。普通の読書と組み合わせて、普通の読書の効果を倍増させるためにオーディオブックを使います。

このさいオーディオブック版は予習と復習に使います。

読書の達人たちが本を読むとき、ハイクオリティな本や難解な本はいっぺんだけ読んで終わりにすることはまずないです。2回、3回と読み込んで内容を吸収していくのが普通なんですね。

オーディオブックはここを効率化してくれます。

まず予習聞きして全体像をつかみます。細かい部分はこだわらなくてもオーケー。こうして全体像をつかんでおくと本番の読書が圧倒的に深くなります。

なお予習のさいに気になったポイントはブックマーク機能を使ってブックマークをつけておきましょう。

復習は全体の流れを思い出しつつ、重要ポイントを頭に刻みつけます。前述したように、復習に使うときは倍速モードを活用するのが超おすすめ。

こうして一冊の良書を形を変えてなんべんも周回することで、その内容を深く理解&体得できるのです。

実はこの使い方こそがオーディオブック最強の活用術です。

 

ぶっつけ本番で普通に聞いて冊数を稼ぐ

ビジネス書などの軽めの書籍ならオーディオブックだけで完結させることもできます。

限られた冊数を周回するより、読む冊数をもっと増やしたいという方は、この方法を取り入れるとよいでしょう。

普通の読書をぶっ通しで続けると疲れてしまいますが、オーディオブックをあいだに挟むとスタミナが減りません。

「読書の休憩を読書でする」という達人の境地も、聞く読書を利用すればそれほど難しいものではなくなるでしょう。普通に読書→オーディオブックを使う→普通に読書という感じ。

上手くペースをつかめれば、週間ないし月間、年間の読破数が大幅に上昇します。

 

英語学習に応用してインプット量を爆上げする

上述したように、オーディブルは洋書の品揃えも豊富です。これを利用して、英語のインプットを大幅に増やすことができます。

ただしすでに読んだことのある本を聞くようにしてください。よほどの英語力をもっているのでなければ、新規の英語音声を聞くのは効果の薄い勉強法ですので要注意。

すでに日本語で読んだことのある作品、あるいはせめて映画などで話の流れや舞台背景を熟知している作品を、オーディオブックでは聞くようにします。

良質なインプット量が倍増し、リスニング力を含めた英語力全体が底上げされるでしょう。

 

オーディブル聴き放題のおすすめ本はこれ

せっかくなので良書をいくつか紹介しておきます。このへんは読んで損することはないでしょう。

・ミヒャエル・エンデ『モモ』

時間小説の名著。『はてしない物語』も聴き放題に収録されてます。

・ローリング『ハリーポッター』

とくに4巻までの面白さが凄い。映画版はダイジェスト映像にすぎないとわかります。

・劉慈欣『三体』

中国から登場した現代SFの代表作。シリーズ全部聴き放題に入ってます。

・飲茶『史上最強の哲学入門』

わかりやすすぎる哲学史入門書。

・樺沢紫苑『神時間術』

『アウトプット大全』でもおなじみの精神科医による良書。

・細谷功『具体と抽象』

具体から抽象へ、抽象から具体へ。頭をトレーニングする本。

・長沼伸一郎『現代経済学の直観的方法』

ブルーバックスから出ている『物理数学の直観的方法』と『経済数学の直観的方法』で有名なひと。本書は単行本なので無料で聞けるのはお得。

・ベンジャミン・グレアム『賢明なる投資家』

世界一の投資家ウォーレン・バフェットの愛読書。

・半藤一利『昭和史』

わかりやすいうえに面白い名著。日本近代史はここから入るのがおすすめ。

・川北稔『砂糖の世界史』

岩波ジュニア新書を代表するロングセラー。背景にあるのはウォーラーステインの世界システム理論。

・ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

なぜ一部の地域は他の地域よりも強大になったのか。これを地理的要因から解き明かす世界史本。なぜか異常なほど売れている。

・ユアル・ノヴァ・ハラリ『サピエンス全史』

認知革命、農業革命、科学革命で人類史を区切ってざっくり解説する本。作者の思想が強めなのは厄介ですが、内容はものすごく面白い。

・石川拓治『奇跡のリンゴ』

リンゴの無農薬栽培に成功した木村さんの話。偉業すぎてあらゆる勢力から注目されているらしい。

・草薙龍瞬『反応しない練習』

瞑想のトレーニング。ブッダの基本に立ち返る。

・柄谷行人『力と交換様式』

現代日本最大の哲学者の最新刊。

・プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』

哲学の王のデビュー作。

・マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

社会学でいちばん有名な本。宗教システムが経済システムに与える影響を考えた研究。経済システムが他のすべてを決定するとしたマルクス主義への批判。

・ユクスキュル『生物から見た世界』

岩波文庫の科学書を代表する本。生物ごとに「世界」がある。

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オーディブルは利用開始も退会も簡単

オーディブルの利用に特別な端末は必要ありません。スマホがあれば完結します。

公式サイトから登録すればいきなり始められます。登録手順は以下の通り。

オーディブルの公式サイトにアクセス。

「今すぐ無料で始める」をクリック。

Amazonアカウントにログイン(Amazonアカウントを持っていない場合は、新規登録を行います)。

登録完了。

サービス利用はかならず30日間の無料体験から始まります。

退会も簡単にできます。無料期間中に退会することも可能。

なお購入した本は退会後もライブラリーに残り続け、いつでも聞くことができます

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まとめ

タブレットと本棚

以上、オーディオブックのメリットと活用術を解説しました。

ざっくりとまとめておきます。

・おすすめのオーディオブックサービスはアマゾンのオーディブル
・2022年にサブスク制へと進化したオーディブルは月額1500円で12万冊が聴き放題

聞く読書のメリットは次の4つ。

・目が疲れない
・外出中に使えばインプット量が増える(事前ダウンロードでオフライン再生可能)
・高速リスニングで頭がよくなる
・外国語の学習がはかどる

そしてオーディオブックのおすすめ活用術は次の3つでした。

・予習と復習に使う(実はこれが最強)
・ぶっつけ本番で普通に聞く
・英語学習に応用する

まずはオーディブルの無料体験(30日間)を試してみるのがよいでしょう。

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読書

Posted by chaco