哲学の本ハイデガー

砂に埋れた懐中時計

日本はなぜかハイデガー王国で、専門家による研究が盛んなだけでなく、一般向けの入門書や解説書も異様に充実しています。

そして2017年に新たに登場したこちらも良書。轟孝夫の『ハイデガー「存在と時間」入門』(講談社現代新書)で ...

哲学の本ハイデガー

本と明かり

20世紀を代表する哲学者ハイデガー。彼の思想を理解するのは、実はそこまで難しくありません。

「最難関の哲学者だ」みたいなイメージが流布していますが、そうでもないのです。

カントやヘーゲル、あるいはドゥルーズやデ ...

哲学の本ハイデガー,良書まとめ記事

本棚に並んだハイデガーの著作

20世紀最大の哲学者といわれるマルティン・ハイデガー。

そして彼の主著といえば『存在と時間』。邦訳が何種類も出ています。

しかし『存在と時間』を読んだだけでハイデガーを済ませてしまうのはもったいない。彼には面白 ...

哲学の本ハイデガー

退屈そうな犬

國分功一郎のベストセラー『暇と退屈の倫理学』。

人間は暇や退屈とどう向き合って生きるべきなのか?

これが本書のテーマです。

本書は「倫理学」ですから「~すべき」という主張が出てきます。これがたとえば「退屈 ...