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ワイルドハーツが神ゲーだった件【モンハンフォロワー最高傑作?】

2024年9月15日ゲーム

コエテクがEAと組み2023年に発売したワイルドハーツ。かつての討鬼伝とおなじく、モンハンを真似た狩りゲーです。

2024年8月にPSプラスのゲームカタログに収録されたので、プレイしてみました。

序盤の数時間やって「こりゃとんでもないクソゲーだぞ」と感じアンインストール。しかし気になって評判を調べてみたところ、かなり評価が高いんですよね。

自分が見落としてる何かがあるのかもと思い、もうちょっと辛抱してプレイしてみたら、だんだん面白くなってきて、最終的にはモンハンを超える部分も色々と見えてきたのでした。

正直モンハンフォロワーのなかでは最高傑作かもしれない。モンハンワイルズのためにPS5を買った人はこれをやりましょう。

以下、ワイルドハーツの良かった部分を微妙だった部分をメモっておきます。

ワイルドハーツの良かったところ

まずはとくに良かったところから。

・戦闘の自由度が高い
・フィールドの拡張性の自由度
・マルチプレイで人それぞれのカラクリを見るのが面白い
・どこにいても即座にマルチ参加できる

戦闘の自由度が高い

本作ワイルドハーツは「カラクリ」と呼ばれるギミックを駆使して戦うのが特徴です。

モンハンでいうシビレ罠とか閃光玉みたいなもの。あれをコマンド入力でいつでも自由に色々と発動できる仕様になっています。

・壁を作って敵の突進を跳ね返す
・プロペラで飛翔して回避&空中攻撃につなげる
・鎖罠で足止めしてタコ殴り
・閃光弾で空中の敵を転倒させる

などなど色々な選択肢が用意されているわけです。

これらを使いこなすようになると、狩人の機動性がとんでもないことになります。敵も激しく動き回りますが、こちらもそれに負けない動きができる。敵も味方も楽しそう。

とくに武器種「飛燕刀」を使った空中戦はまぎれもない次世代ゲーム体験でした。

フィールドの拡張性の自由度

カラクリは戦闘用だけでなくマップの移動用やキャンプの施設用などもあります。

・テントを張ってファストトラベル地点にする
・フィールド上を高速移動できるようにワイヤーを置く
・工房を置いて装備を作れるようにする
・食材や鉱石を集める装置を置く

…などなど。

これらをどのように構築していくかが面白いです。フィールドを自分好みにカスタマイズしているわけですね。

マルチプレイで人それぞれのカラクリを見るのが面白い

上記2つの長所が、ワイルドハーツのマルチプレイをさらに面白いものにしています。

人それぞれ戦闘やフィールドのカスタマイズ方法が違うんですよね。

ここでそのカラクリを使うのかよ!?とかマップのここにこんなものを設置するのかよ!?といった驚きや発見そして笑いと次々に遭遇することになります。

このカラクリであの攻撃をはじけるのかとか、ここにワイヤー置けば移動が楽になるのかとか、色々と学べて興味深いです。

どこにいても即座にマルチ参加できる

そしてこのマルチプレイが極めて気軽にできるのもワイルドハーツの長所。

どんな場所にいても、マップを開いてクエストからマルチ参加を選べば、自動にそこに飛びます。いちいち拠点に戻る必要なし。

直前にやっていたのがレムナント2だったので、余計にこの仕様には感動してしまいました。

 

ワイルドハーツの微妙だったところ

次に微妙だったところ。

・序盤の敵が強すぎる
・カメラがグワングワンしがち
・オンライン環境を整えるのがめんどくさい

序盤の敵が強すぎる

モンハンというよりフロムゲーみたいな難易度調整になっています。

モンハンは下位から始まって少しずつ敵が強くなっていき、エンドコンテンツではほとんど誰も倒せないようなのが登場しますよね。

一方でフロムゲーは序盤からいきなり強い敵が登場し、なんなら序盤がいちばん難しかったみたいなパターンが多いです。

ワイルドハーツは狩りゲーなのにフロムゲーっぽい導線になっているのが曲者。序盤の敵がとんでもない火力をもってるんですね。

しかもプレイヤーはまだカラクリが少ないから、できることも限られる。おまけにカラクリもまだ使いこなせないから普通のアクションゲーみたいなムーブをしてしまい、図体のでかい敵になんども吹き飛ばされる。

ここで心が折れる人はかなり多いと思います。トロフィーを見ても序盤を突破してる人が35%ぐらいしかいないんですよね。

普通の狩りゲーみたいに下位のモンスターは弱く設定したほうがよかった気がする。

ただし全体的に敵の体力が多くないのは良調整だと思いました。

カメラがグワングワンしがち

壁際の戦闘でカメラがえらいことになるのはあるあるですが、ワイルドハーツはとくにそれがひどかった気がします。

このゲームは機動性の高い戦闘になるので、カメラのグワングワン具合も大変なことになります。

オンライン環境を整えるのがめんどくさい

オンラインプレイにはEAアカウントの作成を要求されます。まずこの時点でめんどくさい。

僕はEAアカウント作った覚えがないんですが、なんか普通にマルチプレイできました(アカウント作ったの忘れてるだけかも)

ただし助太刀参戦(モンハンでいう救難信号参加)しようとするとエラーですぐ切断されます。

同じ症状が出る人は、マップのクエスト選択から参加すると上手くいきます。これでも助太刀にカウントされてトロフィーも取れます。

また自分が助太刀を呼ぶほうはなんのエラーも出ずにスムーズにプレイ可能です。

 

モンハンフォロワー最高傑作か

というわけでワイルドハーツ、かなり面白いソフトです。モンハン目当てでPS5を買った人にはとくにおすすめ。

加点方式で評価すれば数あるモンハンフォロワーのなかで最高傑作じゃないでしょうかね。本家を超える部分もいくつもあります。

減点方式でみるとゴッドイーターバーストとかのほうがよくまとまってたかもしれませんが。

カラクリ使用に慣れるまでのダルさを乗り越えればあとは神ゲーです。

ボリュームもそこそこある。上手い人がメインだけをさっとプレイすれば20~30時間でクリアか。サブクエとか丁寧にやれば40~50時間ぐらい。クリア後のコンテンツまでやり込めば100時間はゆうに超えるでしょう。

それにしてもコエテクのアクションゲーは仁王から覚醒した印象。そのうちライズオブローニンもやってみたいところです。