難しい英語長文が読めない人にはこの本『英文解釈教室』【伝説の参考書】

洋書

「難しめの英文になると、まったく意味がわからない…」

このような問題に直面した場合、原因はおもに以下の3つです。

 

・構文をつかめていない
・英語の語彙力が足りていない
・そもそも語られている内容について知らない(要するに日本語で読んでもわからない)

 

ここでは一番最初の「構文をつかめていない」問題について扱います。

難しめの英文を読むためには、構文をしっかり把握する必要があります。といっても英文法のスキルは高校レベルで十分。必要なのは、精読のトレーニングです。

幸いなことに、おすすめのテキストがあります。伊藤和夫の『英文解釈教室』です。

 

 

伝説の参考書『英文解釈教室』とは

この『英文解釈教室』は、駿台予備校講師として有名な伊藤和夫が世に放った伝説のテキスト。発売されてから数十年にわたって、数々の受験生や社会人を長文読解の頂きへと導いてきました。

ページ数は314ページ。別冊の付録が67ページです。別冊には例題の全訳と、文法項目ごとの索引が書かれています。

ぜんぶで15のチャプターがあります。各チャプターが扱う内容は以下の通り。

主語と動詞
目的補語
That節
What節
倒置形
同格構文
It ~ thet ~
意味上の主語
関係詞
修飾語の位置
修飾語の位置その2
比較の一般問題
比較の特殊問題
共通関係
挿入の諸形式

 

まず2行か3行ぐらいの短い例文が5個ぐらい提示され、その次に5行ぐらいの短めの例題が課される構成になっています。

 

短めの文章ばかりなのがポイント。もしこれがガッツリした長文ばかりだったら、だれもこの参考書を読もうとしなかったでしょう。

短いから読めるのです。めちゃくちゃ難しい文章ばかりですが、短いから負荷が小さい。だからなんとかならなくもない。

 

このテキストを少しずつ解いていってください。じっくり取り組むことが大事。1日2ページのペースでも、半年あれば一周できます。2周か3周すれば、英語の読解力が爆上がりします。

僕は2010年ごろに本書を2周しましたが、それ以前と以降では洋書を読む際のストレスがまったく変わりました。

 

無理はしなくていい

この『英文解釈教室』は相当に難しい英文が収録されています。どうにも苦痛だと感じるなら、無理して取り組む必要はありません。もっと実力がついてから挑戦するといいでしょう。

とくに高校生が本書に取り組んで効果があるのかは疑問です。このレベルの参考書を使いこなせる高校生がいるのだろうか?

いくらなんでもキツすぎるからもう少し簡単なテキストを紹介してくれという人には、中原道喜の『基礎英文問題精講』をおすすめします。これも名高い参考書ですね。

長文編ではなくて基礎編です。長文編は文章が長すぎて嫌になると思います。精読トレーニングは短めの文章をじっくり読んだほうがいい。基礎編は文章の長さがちょうどいいのです。

これをマスターしたら、『英文解釈教室』にも取り組めるようになると思います。

 

『英文解釈教室』の次は?

『英文解釈教室』よりもハイレベルなテキストはほとんど存在しないんじゃないでしょうか。というか、このレベルまで来たらもう参考書に取り組む必要などないのです。

むしろ洋書を読んでいきましょう。自分の好みのままに、興味をそそられた洋書を片っ端から読んでいくのです。

ニュースをチェックするのが好きな人なら、英字新聞や海外ニュースサイトを読むのもいいですね。

『英文解釈教室』をマスターすれば、そのための英語力が身につきます。

英語学習

Posted by chaco