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英語学習者にありがちな失敗で打線を組んでみた【やっちゃ駄目なやつ】

2023年11月19日

英語学習者がよく陥りがちな失敗で打線を組んでみました。

一つも当てはまらない、という人はすごいと思います。僕はいくつもやらかしてきました。

1(中)英会話スクールなのに話さない
2(遊)日本語字幕で洋画を見ちゃう
3(三)基礎ができてないのに留学する
4(一)中級者になったら英単語暗記をやめてしまう
5(左)辞書を引きながら多読する
6(右)興味のもてない英文で多読する
7(二)中学英語を軽んじる
8(捕)TOEIC用のテキストで勉強する
9(投)理解できない英文をひたすら聞き流す

たぶん誰でもいくつかは経験があると思います。どれとは言いませんが、僕は3つ当てはまります。

以下、一つずつ説明していきます。

1(中)英会話スクールに通っているのに実際はあまり話していない

1番は英会話スクールに通っていつのに実際のアウトプット量は少ないというパターン。

英会話学校というのはアウトプットの訓練のために存在します。インプットなら一人でもできますからね。

しかし英会話学校で効率的な会話トレーニングをするのは意外とむずかしい。

人数が多いと、実際に自分が英語をアウトプットしている時間は微々たるものです。長い時間教室にいて、ずっと勉強していた気分でいても、実際にはあまりトレーニングの時間を稼げていなかったりする。

これよくあります。

 

2(遊)日本語字幕で洋画を見ちゃう

2番は洋画やYoutubeなどの英語動画を日本語字幕で見てしまうというもの。

これはよくないです。せっかく英語に触れているのに、効果が半減してしまう。かといって、字幕無しでわけのわからないまま見ればいいというわけでもない。

ではどうすればいいのか?英語の字幕で見るのが正解です。こうすれば効果がブーストします。

日本語字幕で見ていると、同じ時間勉強していても、英語字幕で見ている人との差がどんどん開いてしまうので注意してください。

 

3(三)基礎ができてないのに留学する

3番は基礎がかたまっていないのに留学して結局あまり英語力が伸びないというパターン。

留学したからといって英語ペラペラにはならない。これは多くの人が体験していることですね。しかしごくまれに圧倒的な成長を遂げる人がいる。何が違うのか?センスの問題なのか?そうではなく、留学前段階での基礎力の差なのです。

基礎力とは具体的にいうとTOEIC800点ぐらいの実力のこと。最低でも600点はないと留学の効果をブーストさせることは難しいでしょう。

 

4(一)中級者になったら英単語暗記をやめてしまう

4番は中級レベルに達した段階で英単語学習(ボキャビル)をやめてしまうこと。そして伸び悩む。これは本当によくありますよ。しかもあまり自覚されていない。

英単語を暗記する作業ってなんか初心者向けのイメージがあるんですよね。ある程度まで実力の伸びた人がそんなことをする必要があるのかなと感じる。単語の意味なんて文脈から推し量れるし、みたいな。

しかしこれが罠なんですね。上級者の壁を打ち破るうえでもっとも重要なのが、語彙力の増強なのです。

 

5(左)辞書を引きながら多読する

5番は辞書を引きながら多読をしてしまうパターン。完璧主義者が陥りがちなトラップです。

多読というのはとにかく圧倒的な量の英語をインプットするために行うんです。とにかく量が命。そして量を稼ぐためにはスピードが重要になってきます。

いちいち辞書を引くスタイルだとスピードが落ちてしまう。その結果、量が稼げない。だから、まとまった時間に一生懸命リーディングしているつもりでも、実際には効果的な勉強になっていないというケースが多いです。

 

6(右)興味のもてない英文で多読する

6番は興味のもてない英文で多読をしようとするパターン。ここで僕が念頭に置いているのは、英字新聞のことです。

なんでかわかりませんが、英文多読=英字新聞の購読みたいな伝統ありますよね。でも多くの人が挫折すると思う。なぜか?つまらないからですね。はっきり言って英字新聞はつまらないですよ。

新聞を楽しめるような人もなかにはいます。英字新聞に取り組むのは、日経新聞とかを喜々として読める趣味の人だけでいいです。

それよりも洋書を読んでください。自分の好きなジャンルの洋書をガンガン読んでいったほうがはるかに楽しく、実力も伸びます。


 

 

7(二)中学英語を軽んじる

7番は中学英語を軽んじて基礎に穴が空いてしまうパターンです。

たとえば大人が英語を復習する場合、いきなり高校レベルから始めることが多いのですね。しかし大事なのは基礎となる中学英語であり、ここに穴があると実力が伸びません。

中学の勉強ってけっこうレベルが高いですから(高校はレベルが高すぎるほど)、中学3年間の英語を完璧にマスターすると相当な境地に達しますよ。

市販のテキストに中学レベルのものが少ないのもけっこう問題だと思いますね。

 

8(捕)TOEIC用のテキストで勉強する

8番はTOEICや英検など試験用のテキストばかり使って勉強するパターンです。

これだと天井が低くなりがちなんですね。それに英字新聞と同様、いやそれ以上に、一部の人以外は勉強を楽しめなくなると思います。TOEICとかに出てくる英文って面白みがないですから。

好きな分野の洋書を読み、好きな分野の動画を見る、そうしているうちに自然と試験に必要な実力も伸びていた。こういうパターンのほうが理想です。

試験用のテキストは試験の直前に解くだけで十分ですよ。

 

9(投)理解できない英文をひたすら聞き流す

9番は英語の聞き流しです。基本的に英語の聞き流しには効果がありません。

ただ例外はあって、完璧に理解できる英文を聞き流すのなら効果があります。暗唱した英文の復習としてその英文を聞き流すとかですね。

もう一つの例外は、まったくの初心者が英語の聞き流しをする場合ですね。英語の音やリズムを把握する上で一定の効果があります。

この2つの場合を除き、英語の聞き流しには効果がありません。

英語学習

Posted by chaco