哲学の本カント

植物と本

坂部恵の『カント』(講談社学術文庫)を読みました。

元々は「人類の知的遺産」シリーズの一冊として出ていたもの。このシリーズは思想家の伝記と、本人の著作からの抜粋よりなる構成が特徴で、どれもクオリティが高いことで知られます。 ...

哲学の本カント,ヘーゲル

天国への階段

岩崎武雄の『カントからヘーゲルへ』を久々に読了。

日本のカント研究界を支配した岩崎が、ドイツ観念論を語る本です。異常な切れ味は本書でも健在。

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フィヒテとシェリングの後期思想を解説している点が特徴ですね。普 ...

哲学の本カント

カントの似顔絵

カントの三批判書といえば『純粋理性批判』、『実践理性批判』、そして『判断力批判』です。

『純粋理性批判』と『実践理性批判』はある程度どういう話をしているのかつかめても、『判断力批判』になると何をやっているのかさえよくわから ...

哲学の本カント

哲学の木

石川文康『カント入門』(ちくま新書)を再読しました。

貴重な新書形態でのカント入門書です。

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内容はかなり難しいです。これを一冊目に読むのは厳しいんじゃないかと思う。

以前も言ったように黒崎政男 ...

哲学の本カント

本と明かり

西洋哲学の巨人カント。その文章の難しさでも世界最凶クラスです。わかりやすい解説書はないものか?

僕が知る限りでもっともわかりやすいカント入門書は、黒崎政男の『カント「純粋理性批判」入門』(講談社選書メチエ)です。今回久しぶ ...

哲学の本カント

本

18世紀ドイツの大哲学者イマヌエル・カント。

「すべての哲学はカントに流れ込み、すべての哲学はカントから流れ出す」と言われるように、哲学を学ぶのなら避けては通れない存在です。

カントの主著といえば『純粋理性批判 ...

哲学の本カント,ヘーゲル

プラトンの酒宴

カント研究界を代表する碩学・岩崎武雄。

その岩崎が一般読者むけにドイツ観念論を解説した本がこの『カントからヘーゲルへ』です。

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取り上げられるのはカント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルの4名。ドイツ観念論に ...