文学の本, 読書夏目漱石

夏目漱石初期の良作、『三四郎』を初めて読みました。『坊っちゃん』や『吾輩は猫である』に比べると影が薄いものの、独特の空気感をただよわせた名作です。

丸谷才一によると、この本は日本におけるモダニズム小説の先駆けだという。とく ...

おすすめの和書, 文学の本, 読書夏目漱石

夏目漱石は日本におけるモダニズム小説の先駆だった。これが丸谷才一『闊歩する漱石』の中心テーマです。

漱石初期の代表作3作(『坊っちゃん』、『三四郎』、『吾輩は猫である』)を取り上げ、後期を重視する従来の漱石像を大胆に打ち崩 ...

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日本にはユーモアが乏しいと言われます。

それは作家の世界でも同じで、明治以降の日本文学はなにか深刻で暗いものばかりが幅を利かせてきました。

暗くなければ一流の文学にはなれないという偏見すら存在するほどです。

文学の本, 読書夏目漱石

講談社選書メチエの『胃弱・癇癪・夏目漱石』を読みました。2018年に発売された本で、持病という観点から漱石の生涯を追っています。

本書でもっとも印象的だったのは、漱石の精神病的な兆候。ヤバい人だとは知っていましたが、ここま ...