『存在と時間』の次に読むべきハイデガーの本【おすすめ7冊】
20世紀最大の哲学者といわれるマルティン・ハイデガー。彼の主著といえば『存在と時間』。邦訳が何種類も出ています。
しかしハイデガーという稀代の書き手を『存在と時間』だけで済ませてしまうのはもったいない。彼には面白い作品がほ ...
ロマン主義が退屈を生んだ スヴェンセン『退屈の小さな哲学』【書評】
ノルウェーの哲学者ラース・スヴェンセンが書いた『退屈の小さな哲学』(集英社新書)を読みました。
リンク國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』でも取り上げられていた本です。僕はそこで興味をもちました。
現在では手に入り ...
ハイデガー退屈論の再解釈 國分功一郎『暇と退屈の倫理学』【書評】
國分功一郎のベストセラー『暇と退屈の倫理学』。
人間は暇や退屈とどう向き合って生きるべきなのか?
これが本書のテーマです。
本書は「倫理学」ですから「~すべき」という主張が出てきます。これがたとえば「退屈 ...