『聖書時代史 旧約編』旧約聖書の背後にある本当の歴史【書評】
旧約聖書に書かれているユダヤ人の歴史はどこまで本当なのか?
このような疑問に答えてくれる本がこの『聖書時代史 旧約編』(岩波現代文庫)です。
歴史学や考古学が明らかにした最新の発見をもとに、旧約聖書の背後にある ...
スピリチュアル系のおすすめ名著10冊がこれ【瞑想から死後の世界まで】
特定の宗教の信徒でなくても、心の安定や精神の成長を求めて宗教書を読むひとは多いと思います。
僕自身そういう人間のひとりでして、宗教やスピリチュアル、あるいは精神医学など、精神に安定とやすらぎをもたらしてくれる良書をつねにな ...
『聖書の読み方』なぜ聖書はあんなに読みにくいのか【書評】
大貫隆の『聖書の読み方』(岩波新書)を読みました。
聖書がいかに読みづらい書物であるかを、これでもかと解説した本です。
そしてその事実を踏まえた上で、著者なりの聖書の読み方を読者にアドバイスしていく、という構成 ...
旧約聖書と新約聖書を読み返している話【英訳・文語訳・新共同訳】
最近、日曜日だけ聖書を読んでいます。
7年ぐらい前に勢いで買ったものの、いまいち読む気がせずにずっと放置していた新共同訳の聖書です。写真右下に写ってる水色のカバーのやつ。
なぜ急に聖書を読みたくなったのかは不明 ...
『グノーシスの神話』人間中心主義の宗教【書評】
大貫隆の『グノーシスの神話』(講談社学術文庫)を読みました。
ナグ・ハマディ文書やマンダ教、マニ教の文献を多数引用し、読者にグノーシスの全体像を与えんとする本です。
リンクとにかく引用の多い本。全体の4分の1ぐ ...
キリスト教とアリストテレス哲学の融合『トマス・アクィナス理性と神秘』【書評】
山本芳久の『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)を読みました。
非常に高い評価を得ている本で、新書という形態ながら2018年のサントリー学芸賞を受賞しています。
リンクトマス・アクィナスといえばヨーロッ ...
なぜ東大には神学部がないのか 佐藤優『ゼロからわかるキリスト教』【書評】
佐藤優の『ゼロからわかるキリスト教』を読んでみました。
キリスト教の入門書として本書をおすすめできるかは微妙なところですが、佐藤優のファンなら大いに楽しめる本だと思います。
リンク東京大学に神学部がない理由この ...