21世紀の洋楽ロック曲ベスト30【2000年代・2010年代】
20世紀に続き21世紀の洋楽ロックからおすすめの名曲を紹介します。
やはり個人の好みが全開なのであしからず。
- 1. Without You (Breaking Benjamin)
- 2. What I Believe (Skillet)
- 3. You Gave Me A Promise (Firelight)
- 4. Papercut (Linkin Park)
- 5. Chop Suey (System Of A Down)
- 6. Half Truism (Offspring)
- 7. Whatsername (Greenday)
- 8. Welcome to the Black Parade (My Chemical Romance)
- 9. Vicarious (Tool)
- 10. Lazarus (Porcupine Tree)
- 11. Explorers (Muse)
- 12. Northside Star (Mastodon)
- 13. Ghost of Perdition (Opeth)
- 14. Dead Alone (In Flames)
- 15. Rejection Role (Soilwork)
- 16. Reject Yourself (Killswitch Engage)
- 17. The Deceived (Trivium)
- 18. Course Of Fate (Amorphis)
- 19. My Immortal (Evanescence)
- 20. Ghost Love Score (Nightwish)
- 21. Center Of the Universe (Kamelot)
- 22. Reach Out For The Light (Avantasia)
- 23. The King of a 1000 Years (Helloween)
- 24. Battlefield (Blind Guardian)
- 25. Running Alone (Angra)
- 26. Stream of Consciousness (Dream Theater)
- 27. The Suffering (Coheed and Cambria)
- 28. Untouchable (Anathema)
- 29. The World’s Best Dreamers (Moon Safari)
- 30. A Truly Gifted Man (A.C.T)
Without You (Breaking Benjamin)
1998年デビューのアメリカの人気バンド。この曲は2009年の名盤Dear Agonyのラストチューン。
90年代以降のアメリカのロックは日本で不人気なのが常ですが、実は日本人好みのバンドもけっこういます。そのなかでもっとも強力なバンドのひとつがブレイキング・ベンジャミン。
フックの強い叙情的なメロディー、哲学的な歌詞、ボーカルの圧倒的歌唱力と個性的な声質。聞かなきゃ損。
What I Believe (Skillet)
こちらもアメリカのクリスチャンロックバンド。2013年の名盤Rise収録曲。
ブレイキング・ベンジャミンとやや近めの存在感があるバンドですが、こっちはより明るくポップで大衆的。
女性ドラマーがコーラスで参加し、ツインボーカルのような形態になるのも魅力。
You Gave Me A Promise (Firelight)
これまたアメリカのクリスチャンロックバンド。力強い女性ボーカルが特徴。
2008年の名盤Unbreakable収録曲。知名度まったくないですがこのアルバムはほんとに凄い。
Papercut (Linkin Park)
21世紀でもっとも人気のあるバンドのひとつ。メタルとラップを融合させた独特の音楽性。
2000年のハイブリッドセオリー収録のキラーチューン。
Chop Suey (System Of A Down)
アメリカのメタルバンド。
伝統的なメタルとはまったく異なる異様な音楽性。しかしメロディが優れているので日本人でも聴ける。
2001年の名盤Toxicityより。
Half Truism (Offspring)
1984年に結成されたポップパンクバンド。この手のジャンルではボス級の存在のひとつ。
本作は2008年のRise and Fall収録のトップナンバー。どこかメタルっぽい楽曲の構成、哀愁をおびたメロディー。
Whatsername (Greenday)
アメリカのメロディックパンクバンド。
グリーンデイはこの手のバンドにしては楽曲の種類が幅広く、またボーカルの声質が非常に個性的。それが彼らを傑出させています。
2005年の名盤アメリカン・イディオットのラストナンバー。
Welcome to the Black Parade (My Chemical Romance)
アメリカのゴシックロックバンド。
2006年の名盤The Black Parade収録曲。Queenを思わせる構築美が光ります。
Vicarious (Tool)
現代でもっとも評価の高いバンドのひとつ。
プログレの一種ともとれる変な音楽性。お経かなって感じ。しかし独特のメロディがあり癖になります。
Lazarus (Porcupine Tree)
現代を代表するプログレッシブロックバンドのひとつ。
これは2005年の名盤Dead Wingから美しいバラード曲。ボーカルのスティーブン・ウィルソンはソロアルバムでも高い評価を得ています。
Explorers (Muse)
1994年デビューのイギリスの人気ロックバンド。
レディオヘッドをもっとロックにポップにストレートにした感じ。やはりプログレの一種としても聴ける。
ミュージシャンからの評価も高く、まったくジャンルの違うHelloweenメンバーが彼らを絶賛していたのは印象的。
2012年の名盤Yhe 2nd Law収録のスローナンバー。
Northside Star (Mastodon)
アメリカのメタルバンド。2001年デビュー。
極めて複雑かつ奥深い音楽性。現代でも最強の一角だと思われます。キャリアが進むにつれプログレ色が強まっていく。
この曲は2017年のミニアルバムCold Dark Place収録。
Ghost of Perdition (Opeth)
スウェーデンのメタルバンド。こちらも現代の最強格候補。
最初はデスメタル系でしたがキャリアが進むにつれ70年代ハードロックやプログレ色がどんどん強まっていき、しまいにはプログレッシブ・デスメタルの代表者になります。
とくに2005年のGhost Reveriesは静と動のバランスが最強の傑作。
Dead Alone (In Flames)
メロディックデスメタルの創始者インフレイムス。21世紀に入ると自身が作り出したジャンルを捨てて音楽性を変化させていきます。
21世紀に入ってからずっと賛否両論ですが、2004年のSoundtrack To Your Escapeは最高傑作のひとつだと思います。
90年代の派手さはないもののスルメのようなアルバム。
Rejection Role (Soilwork)
ソイルワークはスウェーデンのメタルバンド。
元々はインフレイムスやアークエネミーらが作り出したメロデスのフォロワー。しかし徐々に独自の音楽性を開花させ、2000年代のメタルやロックに巨大な影響を及ぼすまでになります。
この曲は2003年のFigure Number Five収録のキラーチューン。
Reject Yourself (Killswitch Engage)
メタルコアというジャンルを代表するバンド。
デスメタルっぽいノリで突進しつつサビでなだらかなメロディを歌唱するという、ソイルワーク系を伸ばしたような音楽性。
The Deceived (Trivium)
こちらもメタルコアの人気バンド。
ボーカルのマシューは日系アメリカ人。ライブのオープニングではFF7のBGMを流したりしてました。
のちに純粋なスラッシュメタル系に進化していきますが、個人的には初期のメタルコア路線の彼らがもっとも強力だったと思う。
Course Of Fate (Amorphis)
アモルフィスはフィンランドのメタルバンド。
当初はデスメタルをプレイしていましたが、21世紀に入るとその音楽性を深化させ、民族音楽とメタルの融合とでもいうような独特の楽曲を創るようになります。デスメタル色はほぼなくなり、美しいメロディが前面に出てきます。
この曲は2009年のSkyforger収録。
My Immortal (Evanescence)
アメリカのゴシックメタルバンド。女性ボーカルが特徴(ちょっと宇多田ヒカルに似てるような)
この曲は2003年のデビューアルバムに収録された最高傑作。アルバム収録のオリジナルバージョンはピアノだけのしっとりした曲。
Ghost Love Score (Nightwish)
フィンランドのシンフォニックメタルバンド。現代ヨーロッパで最強のバンドのひとつ。
女性ボーカルが完全にオペラティックな歌唱をするのが特徴。2004年発売のOnce収録曲。
Center Of the Universe (Kamelot)
アメリカのメタルバンド。
ロイ・カーンの歌唱力は異常(この人だけノルウェー人)。2003年発売のEpica収録の本作はクサメロの極地。
Reach Out For The Light (Avantasia)
ドイツには90年代後半にデビューしたエドガイというバンドがいます。ボーカル兼リーダーがトビアス・サメット。
そのトビアスが開始したメタルオペラプロジェクトがこのアヴァンタジア。著名なメタルミュージシャンたちを多数まねき、指輪物語的な世界観のコンセプトアルバムを制作。
その第1作のオープニングがこの曲でした。このジャンルで最高傑作のひとつ。ゲストボーカルはHelloweenのマイケル・キスク。
The King of a 1000 Years (Helloween)
ハロウィンは80年代から活躍するドイツのメタルバンド。メロスピの創始者。
2005年に発売された2枚組アルバムKeeper of The Seven Keys The Legacyに収録された長編曲。
同作は伝説のアルバムの続編を名乗るにしては内容がショボいと酷評されましたが、この曲だけは全盛期の楽曲にまさるとも劣らない傑作です。
Battlefield (Blind Guardian)
ブラインドガーディアンはドイツのメタルバンド。
ハロウィンのフォロワーとしてスタートしますが、音楽性の深化はとどまることをしらず、欧州ではハロウィンを超える人気を手にします。
トールキンの指輪物語をオマージュした世界観を忠実に守る楽曲が特徴。
Running Alone (Angra)
アングラはブラジルのメタルバンド。
ボーカルのアンドレ・マトスが脱退し、新しいボーカルをむかえての第一弾アルバムがRebirth(2001年)でした。
この曲はアルバム後半に収録された感動的な疾走曲。
Stream of Consciousness (Dream Theater)
2003年のTrain of Thought収録のインストナンバー。
この頃はプログレッシブメタルの王ドリームシアターの全盛期後期。彼らのインスト曲のなかでも最高の作品だと思います。
The Suffering (Coheed and Cambria)
アメリカのブログレッシブメタルバンド。
あらゆる音楽性がごちゃ混ぜの「ヘンテコ感」の強いタイプ。The Sufferingは彼らのアルバムにいつも1曲ぐらい忍ばせてあるキャッチーで聴きやすいナンバーのひとつ。
Untouchable (Anathema)
英国のプログレッシブロックバンド。
デビューしてしばらくはゴシックメタルを奏でていましたが、途中で音楽性を変え、異様なまでに美しい幻想的音楽を鳴らすようになります。
メロディの綺麗さでは最強クラス。
The World’s Best Dreamers (Moon Safari)
スウェーデンのプログレッシブロックバンド。
牧歌的かつちょっと幻想的な音楽。こちらもメロディの綺麗さで最強候補。ちょっとビートルズっぽい空気感も出してくる。
A Truly Gifted Man (A.C.T)
こちらもスウェーデンのプログレッシブロックバンド。
ポップな色合いが強め。比較的ストレートな楽曲が多いです。やはりメロディの美しさが異常。
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