伸び悩む英語中上級者におすすめの本『英語学習最強プログラム』

2021年2月7日

英語の学習で僕が伸び悩んでいた時に、壁を突破するきっかけを与えてくれた本。

それがこの『中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム』です。

サブタイトルの通り、中上級者のために書かれた本。英語学習法の本は山ほど出版されていますが、ほとんどが初学者用のものですよね。中上級者向けのものはほとんどないので、この本は貴重です。

すでにある程度のレベルに達しているけれども、なかなかそこから上に行けない。そういう中上級者が読むと効果が抜群です。

英単語をたくさん覚えなさい

この本の中心テーマ、それは語彙力の重視。中上級者がさらに上を目指すには、語彙力の増強が欠かせないという立場を著者の土屋雅稔は取っています。

こういう主張をする人って珍しくないですか?僕は目からウロコが落ちる思いがしましたね。

上級者が英単語をせっせと覚えるという発想がなかったです。英単語暗記というと、初学者の学生がやるものと思っていました。

 

で、実際に効果はあるのか?効果はあります。少なくとも僕は効果を実感しました。

僕がこの本を手にとった時は、リーディングやリスニングで伸び悩んでいたんですね。どうもスラスラ読めたり聞き取れたりしないし、英語に触れているといっつもストレスや負荷を感じる。

そこで本書で推奨されている方法に従い、テキストを買って学習したのです。購入したのは『究極の英単語』シリーズの3と4。これに収録されている英単語を、地道にすべて覚えました。

するとそれ以降、リーディングとリスニングの力が目に見えて伸びたのです。英文に触れるさいのストレスや負荷がほとんどなくなりました。

 

まずは12,000語を目指せ

著者が最終的に求める水準は30,000語。しまいには小型の英英辞典を暗記せよという段階に達します。ただ、そこまでやらなくても十分効果はありますよ。

僕が到達したのは12,000語レベル。『究極の英単語4』をマスターするとこのレベルに到達します。英検1級をやや上回る水準ですね。もちろんTOEICの単語などは朝飯前になります。

まずはこのレベルを目指してみることをおすすめします。英単語増強のための参考書や勉強法に関しては、以下の記事を参照してください。

 

電子辞書を買う必要はない

本書では英単語暗記の方法として電子辞書の活用をすすめていますが、律儀に従う必要はありません。

本書が発売された2010年とは異なり、今ではスマートフォンが普及しているため、電子辞書は必要ないのです。スマホの辞書アプリなどを使えば同じことができます。

電子辞書に無用な出費をする必要はないので、そこは注意しておいてください。

学生は今でも強制的に電子辞書を購入させられるのかもしれませんが、もはや必要のないアイテムなんですよね。いまだに大量の学生が電子辞書を使っている国は、日本ぐらいしかないんじゃないでしょうか?

 

英語学習の名著のひとつ

本書のメインは英単語の増強ですが、文法、スピーキング、リーディングの章も読みごたえあります。

英語力を伸ばすためのヒントがたくさん散りばめられています。僕自身、参考にした箇所がいくつもありますね。

一概には肯定できない内容も書かれていますが(口頭英作文さえやっておけば英文ライティングの訓練は必要ないなど)、有益な本であることは間違いないです。