英語学習者は英検やTOEICなどの試験をなるべく受けまくるべき
効果的な英語の勉強法として、英検やTOEICなどの試験を受けるというものがあります。
なぜ試験を受けることが効果的な勉強になるかというと、試験本番では集中力が普段とは違うレベルにまで高まるからですね。
自然と本気で問題を解くことになりますから、そこから吸収できるものも格段に多くなるのです。
TOEICや英検などの試験を受けまくる
TOEICや英検などの試験は、基本的に受ければ受けるほど効果があります。
なぜか?
試験本番は本気度が違うからですね。意識していなくても、試験と日常では集中力に差があるのです。
これは語学に限りません。たとえばスポーツ。スポーツ選手がもっとも実力を伸ばすのは、試合による経験を吸収したときです。
練習を欠かすことはできないのですが、練習だけではそこまで上達しません。実践に臨んで、そこからフィードバックを得ることで選手は力を伸ばしていきます。
語学も同じですね。日々の練習はまちがいなく重要ですが、試験という実践をそこに加えることで、その効果を何倍にもブーストさせることができます。
これは語学の達人も推奨している方法です。たとえば土屋雅稔も『英語学習最強プログラム』のなかで、資格試験は毎回のように受験するのがいいと書いています。
ネックになるのはお金と時間
試験を受けまくるといっても、お金や時間にそれほどの余裕がないという反論があるかもしれません。
それはたしかにその通りです。なんといってもTOEICの受験料は約5,700円。英検1級にいたっては9,500円ですからね。
これほどの大金を払うなら、無条件で資格をくれてもいいんじゃないかと思うほどです。
それに、お金と時間の両方に恵まれた人はめったにいないでしょう。お金のある人は時間がなく、時間がある人はお金がない。それどころかお金と時間のどっちもないという人が、現代日本では普通だと思います。
ですから、できる範囲で試験を受けるようにすればいいです。
よくTOEICの達人みたいな人が毎回のように試験を受けていますが、あれを真似するのは普通は不可能です。TOEIC名人のなにが凄いかというと、語学力以前にその資金力と体力なんですよね。
あまり他人には惑わされず、自分のペースを見出すことが重要です。
英語学習に試験を組み込もう
いずれにせよ、試験を受けまくるほどに英語学習の効果はブーストします。
自分の予算と時間それから体力が許す範囲内で、試験を有効活用しましょう。
日本で有名な英検やTOEICだけでなく、海外でもバリバリ通用する国連英検やTOEFLにチャレンジするのもオススメですよ。実力証明書としての実益をも求めるなら、国内向けにはTOEIC、海外向けにはTOEFLを受けるのがベストでしょう。