『エッセンシャル思考』ノーを言うことが大事【書評】

2020年6月28日

グレッグ・マキューンの『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』を読みました。

ユーチューバーの両学長という人がおすすめ書籍として紹介していて、そこで興味をもった本です。

ムダを徹底的になくして、重要なことだけに集中する。一言でいえばこれがエッセンシャル思考です。

このエッセンシャル思考を実現するために必要なテクニックは3つ。

・ムダなものと重要でないものを見極める技術
・ムダなものを捨てる技術
・重要なことを仕組み化(習慣化のような意味)

本書ではこれらのテクニックが順番に解説されていきます。

非エッセンシャル思考とエッセンシャル思考の違い

エッセンシャル思考を理解するには、エッセンシャルでない思考パターンを見るとわかりやすいです。

ということで、まずはグレッグ・マキューンが挙げるエッセンシャルじゃない思考を見てみましょう。

・どの選択肢も平等にあつかう
・遊びは時間のムダだ
・眠るのはもったいない
・みんながやってるからやる
・なんでも引き受ける
・失敗を認めない
・火事場の馬鹿力を当てにする
・過去と未来を思い悩む

他にも色々ありますが、だいたいこんな感じです。

これをひっくり返せばエッセンシャル思考になります。

・重要な選択肢のみを取る
・遊びは必要不可欠な要素だ
・よく眠れば生産性が高まる
・自分が求めることだからやる
・本当に重要なこと以外にノーを言う
・積極的に損切りをする
・普段から準備と計画を欠かさない
・今この瞬間に集中する

わりと常識的なことばかりですが、大切な教訓を再確認するのには役立ちます。

注目すべきなのは、遊びを重視するところですかね。これを指摘した本はあまり多くないような気がします。

遊びがあることで日常にアクセントとリズムが生まれ、生産性も向上する。

これは以前からそうじゃないかと思っていました。これからはさらになんの迷いもなく、遊びを生活に組み込めそうです。

学生の人でも、遊びを排除するのはマイナスかもしれませんね。決まった時間だけゲームするなどの遊びを組み込むと、勉強の生産性も上がるんじゃないかと僕は思っています。

7つの習慣もおすすめ

この『エッセンシャル思考』、内容は素晴らしいのですが記述がやや冗長なのが欠点かもしれません。構成があまりエッセンシャルじゃない気がします。

この手の本ではルイス・コヴィーの『7つの習慣』がいまだに王者ですね。そういえば『エッセンシャル思考』にもコヴィーの名前が登場します。

エッセンシャルな生き方を目指す人は『7つの習慣』も読んでみてください。