『脳が認める外国語勉強法』脳科学と英語学習【書評】

2020年10月24日

ガブリエル・ワイナーの『脳が認める外国語勉強法』を読みました。

ワイナーは脳科学に基づく外国語学習法を構築したことで知られ、ウォール・ストリート・ジャーナルやシカゴ・トリビューンなど一流紙にも多数の記事を投稿するオペラ歌手です。

本書を読んでいちばん好感をもったのは中身以上にデザイン。重要な個所に赤線が引いてあるため、めちゃくちゃ読みやすいです。

内容でもっとも印象的だったのはグーグル画像検索の活用法ですね。単語を覚える時にグーグルの画像検索を利用するという方法なのですが、これは初めて聞きました。

単語は映像やイメージと結びつけた方が記憶に定着しやすく、グーグル画像検索を使えばそれがかんたんに実現できるといいます。

以下、ほかに重要だと感じたポイントをまとめてみます。

・まずは発音から学習するべき。次に単語、文法。

・分散学習が大事。学習したら、まずは3日後に復習し、それから少しずつ間隔をあけて1週間後、3週間後、2ヶ月後、半年後に復習する。

・まずは頻出単語1000語を覚える。1000語を覚えれば何を読んでも75%は知っている単語になる。2000語で80%、5500語で90%、1万2500語で95%を理解できる。

・基本単語を覚えたら、あとは必要となる分野の単語だけ覚える。

・オーディオブックを聞きながら洋書を読む。

まずは基本単語1000語を覚えるべきとか、自分の必要とする分野に絞って単語を覚えるべきだとかいう主張は、千野栄一が名著『外国語学習法』で述べていたことと被りますね。

オーディオブックを聞きながら洋書を読むというのは、僕もこれから実践しようと思います。

またこの本の長所のひとつに、外国語学習に役立つウェブサイトを多数紹介しているという点があります。かなり有益。

英語学習

Posted by chaco